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イリヤ・アヴェルブフ:メドヴェデワのプログラムは9.11に関連したものだが、この日付に縛られるものではない

テストスケートメドヴェデワが披露したフリープログラムについて、振付のイリヤ・アヴェルブフが簡単に説明をしていますので、紹介します。これを読んでからプロを見ると、また見方が変わるかもしれません。




テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

エヴゲニヤ・メドヴェデワ:新しいフリーは、イリヤ・アヴェルブフが振り付けてくれたけれど、手話を使っている

昨季のジュニアワールド覇者、エヴゲニヤ・メドヴェデワがシニアデビューとなりますが、プログラム情報が明らかになりました。手話を使うようで、面白いプロになりそうです。

ルネ・オーブリーの「Allegro」は、2013/14シーズンでメンショフさんのフリーで使われていましたね。


エヴゲニヤ・メドヴェデワのプロフィール
(日本語)




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アヴェルブフ:新シーズン、リプニツカヤはフリーでジュリエットのイメージを見せる。Japan Open不参加の情報は持っていない。

難航していたリプニツカヤのフリーの選曲ですが、「ロミオとジュリエット」に決まったようです。Japan Openに来れるかどうか、まだわからないんですね…。

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アヴェルブフ:新シーズン、リプニツカヤはフリーでジュリエットのイメージを見せる


http://itar-tass.com/sport/1439735
アルチョム・コロタエフ

プログラムは、すべて準備ができている。ユーリャはシーズンに向けて調整を進めていて、今年のフリーではジュリエットのイメージを展開させる。リプニツカヤは、映画「ロミオとジュリエット」のサウンドトラックの曲で演技をする。プログラムの難易度は変わったかだって?練習の中で見ていくことになる。ユーリャはシーズンに入るのがかなり難しかった。昨シーズンはとても難しかったが極めてうまくいったシーズンなので、それも説明できよう。今、私たちができることで一番大事なのは、彼女からすぐに何らかの結果を求めるのではなく、練習体制にまた取り掛かる可能性を与えることだ。

(先立って、リプニツカヤのコーチであるエテリ・トゥトベリゼは、フリーが予定通りに準備できなかった場合は、シーズンインを遅らせると発言していた。この16歳のリプニツカヤは、通常10月初旬に1日の予定で開催されるコマーシャル大会「Japan Open」でシーズンを開く予定をしていた。土曜日、トゥトベリゼは、「日本行きの問題はまだ解決していない」と言っていた。)
ユーリャは最初の大会に向けて準備を進めると思う。プレスやその他が過度のプレッシャーをかける必要はない。練習は計画通りに進んでおり、彼女は最初の大会にはもう最適なコンディションを整えると思う。Japan Open不参加の可能性についての情報はない。コスチュームについては、まだ議論しているところだ。

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ゴンチャレンコ:「煮えたぎった鍋に飛び込むのは恐ろしいけど、私たちはそこで煮こまれている」(後):振付チームと新プロについて

ちょっと間が空いてしまいましたが、ラジオノワのコーチであるゴンチャレンコ・コーチのインタビューの後半部分を紹介します。最後のコーチ論の段落については割愛しました。コーチを育てるためにも支援が必要だという内容です。

前篇はこちら

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インナ・ゴンチャレンコ:「煮えたぎった鍋に飛び込むのは恐ろしいけど、私たちはそこで煮こまれている」
http://fsrussia.ru/intervyu/114-inna-goncharenko-strashno-prygnut-v-kipyashchij-kotel-no-my-tam-varimsya.html

(続き)

(振付の作業は誰が手伝っているのですか?)
今回の合宿では、カーチャ・チホノワが新しい振付師として参加している。それから、ステップとダンスエレメンツの専門家としてセルゲイ・ヴェルビッロ。私たちのチームのコーチであるデニス・レウシン。すでに述べたとおり、イリヤ・アヴェルブフがレーナ・ラジオノワのプログラムの1つを振りつけてくれた。その他のスケーターの振付はエレナ・スタニスラヴォヴナ・マスレンニコワ。

彼女については詳しくお話ししたい。協力関係はすでに8年になる。エレナ・スタニスラヴォヴナ(・マスレンニコワ)は素晴らしいスペシャリスト。知的でしっかりしていて、頭もよく、明確かつ繊細なセンスを持ってる。経験と革新的なアイディアをうまく組み合わせてくれる。娘のワレリヤ・ランスカヤは劇場・映画女優。下の娘のナースチャもとても才能ある女の子。お分かりのとおり、エレナ・スタニスロヴォヴナ(・マスレンニコワ)はいつも劇場に通っていて、新作にも目を通している。最新の傾向や潮流にも通じている。ここから彼女の振付の多様性が生まれている。レーナ・ラジオノワのエキシプロで最高だったゾンビはみんなにとても愛されたけれども、これもマスレンニコワの仕事。

エレナ・スタニスラヴォヴナ(・マスレンニコワ)とは共通する部分が多くて、見方も似ている。でも重要なのは、私たちはお互いに補完しあっていること。時折彼女は私の嵐のような幻想を消して、必要な方向に流れを向けてくれる。

私たちが残念ながら唯一直面している問題は、エレナ・スタニスラヴォヴナ(・マスレンニコワ)がテレビ番組の「氷河期」※でも仕事をしていてとても忙しいということ。そのせいで、彼女はプログラムを振りつけて、その後半年はいなくなってしまう。その作業は最後まで持って行かなくては行けなくて、理解してくれる振付師が必要になる。

※有名人や素人がアイスダンス・ペアのプログラムで滑る番組

(それで何か問題でも?)
問題というのは、最初の構想を維持しながら振付作業を終わらせることができる振付師が必要だということ。マスレンニコワがプログラムを振付して、そこには良かれ悪かれ一定のアイディアが入っているのだけれども、それは私たちが表現したい構想でもある。しかし、振付師はよく自分自身の見方や考え方を持っていて、それにしたがってすべてを変え始めることがよくある。振付の段階からそういった振付師を呼んでくるよう努力していた。話を尽くして、説明してみせて。でも結局最後には全く違ったプログラムができあがってしまう。

今回はカーチャ・チホノワを招待した。すべて問題なくいくことを願う。カーチャ自身も全てに入り込むことが面白いようだ。

(新しいプログラムの作業で一番難しいことは?)
この仕事では捨てていいことがない。まったくすべての部品が重要な役割を演じている。でも、音楽の選択がコーチにとってとても重要な仕事で、それがときおり創造の苦悩へと変わってくる。この活動範囲でサポートしてくれるようなスペシャリストを見つけるのは本当に難しい。エレナ・スタニスラヴォヴナ(・マスレンニコワ)とか、音楽の録音・アレンジをしてくれるフィリップ・チョルノフのような。彼もとても才能のある人で引っ張りだこ。映画やテレビ、演劇の音楽を書いている。空いている時間を捻出するのが難しい。こういったクリエイティブな人たちはみな夜型で、夜に仕事をしているから、私たちと時間が合わない。コーチは朝早くからリンクに立っているから。でも合わせないといけない。

(シナリオの選択にはどうかかわっているのでしょうか?例えば、小さなスケーターに大人っぽいプログラムを組むときなど。)

どこに基準があるというの?ダーニャ・ベルナジネルは「ロミオとジュリエット」のミュージカル音楽で作ったプログラムを滑っている。ダーニャは14歳。でもロミオは何歳だった?それから、実際のシェークスピア作品がこの振付に何パーセント残っている?現代のポップ・カルチャーの言語への翻訳と言った方が近いでしょう。

フラメンコは真剣なテーマ。でもスペインでは3歳から子供が踊っている。タンゴは情熱のダンスと言われている。けれどタンゴは同時に民衆の踊りでもある。例えば、ロシアの「カリンカ」で、イリーナ・ロドニナとアレクサンドル・ザイツェフが演技をしていたけれども、その時には彼らはすでに経験あるタイトルをとっていたスケーターとなっていた。今はこの音楽を4歳のスケーターを選んでいる。「触らないで!まずは偉大な人たちのレベルにまで育ってからね」なんて言うの?そんなばかみたいな論理。

音楽がコーチとスケーターの心に響くかどうか、これが一番大切な基準。音楽が感情や苦しみ、思いを表現することを導き助けてくれるのなら、それを選んで滑ればいい。20歳になっても、例えばチャイコフスキーの作品を理解できなかったり、正しくない理解をしたりする人もいる。でも、何が正しいと言えるのだろうか?創造ではそんな質問に答えがないことがよくある。

(あなたは「ニューウェーブ」のコーチで、教え子とともに成熟のステージを通過しているところともいわれています。この先簡単になるのか、それともより難しくなるのか、どう思われますか?)
この先より悪くなって難しくなるとは思ったけど、簡単になるなんて全然思えない。煮えたぎった鍋に飛び込むのは怖いけど、私たち自身が飛び込んで煮こまれている。でも、問題ないとも思う。願いと目標があるのなら、そんな問題には注意を向けなくてもいい。

(後略、終)

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ゴンチャレンコ:「煮えたぎった鍋に飛び込むのは恐ろしいけど、私たちはそこで煮こまれている」(前):ラジオノワ・プロクロワの近況・新プログラム

ロシア・スケート連盟のウェブサイトに、ラジオノワやプロクロワのコーチをしているゴンチャレンコのインタビューが載っていたので紹介します。

ラジオノワのラフマニノフ、早く見てみたいですね!プロクロワの怪我は心配です。

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インナ・ゴンチャレンコ:「煮えたぎった鍋に飛び込むのは恐ろしいけど、私たちはそこで煮こまれている」


http://fsrussia.ru/intervyu/114-inna-goncharenko-strashno-prygnut-v-kipyashchij-kotel-no-my-tam-varimsya.html

(インナ・ゲルマノヴナ(・ゴンチャレンコ)、合宿には誰が参加しているのですか?)
レーナ・ラジオノワ、シューラ(アレクサンドラ)・プロクロワ、ダーニャ(ダニール)・ベルナジネル*、ヴォヴァ(ウラジーミル)・サモイロフ、アルスウ・カユモワ、それからヴィカ(ヴィクトリヤ)・ベズルコワ。といっても、レーナは火曜日に日本に飛んでいった。長くはないけれど。

シーズン終わりにかけてレーナはとてもいろいろなところから呼ばれるようになった。様々なショーやエキシに参加してきた。私たちはこの件についてはそんなに経験があるわけでもないし、専門家だってどんなオファーがどれだけ続くかなんて知らなかったものだから、最初のうちは誰に対しても断ったりしていなかった。その結果、出演がとても多くなってしまって。それでも、新しいプログラムをざっと作ることはできた。

この合宿では、振付のエレナ・スタニスラヴォヴナ・マスレンンコワとイリヤ・アヴェルブフと仕事をした。レーナはもうシニアレベルで滑らなくてはならなくなる。シニアのシーズン開始はジュニアより遅い。というわけで、準備を促す意味はない。時間に余裕はある。

(ラジオノワは若いスケーターなのに、もうこんなに注目されて、サインを求められたりファンも出てきていますが…。彼女は最近変わったでしょうか?)
私は気づいていない。ねえ、レーナは小さな頃から注目されていたの。どの年齢でも、責任ある重要な大会というものがあって、彼女はそれを勝ち続けてきた。

シニアではまだきちんと滑っていない。しかし、昨シーズン、誰もまだできていなかったジュニア・ワールドでの2連覇をレーナが成し遂げたのは素晴らしいこと。もちろん、彼女にとってはより大変だったでしょう。どんな困難に突き当たることになるのか、どれだけ自分を張り詰めさせないといけないのか、もう知っていたから。優勝を繰り返すというのは、その定義からしてより難しいもの。面目を失うわけにはいかないから。それに、その一歩一歩が追跡されて、意思にかかわらず常に注目の的になる。それに、ご存知かもしれないけど、レーナはブルガリアでのワールドに怪我をしてから行っていた。でも耐えて、なんとかした。

今は、もちろん、彼女自身に多くのことがかかっている。スケーターは成長する。両親やコーチの影響力が弱まってくる時期に彼女は入ってきた。コーチはもう上司でも指揮官でもなくて、戦友へと変わってきている。この状況においては、何が欲しいのか、何に向かっているのかを自分自身ではっきりと理解しなくてはいけない。今のところは、年齢のせいで、レーナは大部分気分屋。でも成熟するに連れて目標を持った人にならなければいけない。彼女自身もこのことを意識している。それが逃れることのできない客観的な事実だから。

(シニアでは多くの強力なライバルたちとラジオノワは競うことになります。そのことで彼女は不安になったりしていませんか?)
スポーツをするのなら、何のためにそれをやっているのかを理解して、ライバルは常に多いということを知っていなければいけない。みんなが練習をして準備を進めている。でも私たちも何もせずにただ座っているわけではない。問題は、誰が上なのかというところだけにある。

(会話の最初に戻ると、ノヴォゴルスクでの合宿の目的はどんなものでしょうか?)
集中すること。率直に言うと、今回は私自身もとても疲れた。通常、夏はそんなに休暇を取らない。多くても10日くらい。でも今回は3週間ほど「別れる」ことにした。この期間にみんなリラックスして、それに加えて成長したことがわかる。だから、主な目的は、集中して、練習に調整すること。

シーズン終わりに新しいプログラムをつくった。ダーニャ・ベルナジネルとヴォロージャ・サモイロフにはショートを、ヴィカ・ベズルコワにはフリーを、サーシャ(・プロクロワ)とアルスウ(・カユモワ)には両方のプログラムを。レーナについては言った通り。この量全部を覚えて、付け加えたり、変えたりしないといけない。

問題もあった。サーシャ・プロクロワの怪我。シューラ(・プロクロワ)は昨シーズンを素晴らしく終えていた。新しいプログラム2つを振り付けして、コスチュームに取り掛かっていた。でも練習を終える2日前にサーシャは練習で転倒した。滑っている時にトウが氷に引っかかって。フェンスにぶつからないよう変に捻ってしまった。それで、スケート靴も壊れてしまった。新しいので、まだ慣らしたばかりだったのに…。

(医者の診断は?)
最初は骨折はなくて強い打撲だと。でもその後他の専門家があまり良くない診断をした。転位はないけど骨折があった。もちろんみんなひどくがっかりした。誰よりもサーシャ自身が。休暇中はずっとギプスを付けたまま通して。今は治療中で、足を慣らしているところ。医者は合宿に来るのを許可してくれた。代表チームのスケーターを担当する第86病院がすべて指示してくれている。

(新しいプログラムについて言及されましたが、もう少し詳しく教えていただけますか?)

振付の段階というのは常にとても難しい。ただ単に音楽を見つけるだけじゃなくて、スケーターに合ったのを見つけないといけない。たとえば、ダーニャ・ベルナジネルのショートには、私たちの振付をしているエレナ・スタニスラヴォヴナ・マスレンニコワは、私の意見ではとてもオリジナルなもの、アルフレット・シュニトケのポルカを提案してきた。以前にこの作品を聞いたことはあったんだけど、私には教え子の誰にも方向性が合わないと思った。でも彼女が「やってみましょう」と知的に主張してきた。それで、悪くないものができた。

レーナ・ラジオノワのショートはフラメンコ。でも、クラシック・バージョンではなくて、現代的なもの。観客を芸術性で喜ばせることのできるような、ちょっと愉快な感じ。フリーは、対照的に、セルゲイ・ラフマニノフの音楽を選んだ。いくつかの作品を組み合わせている。ある有名な映画の主人公が言っていたように、「そろそろ我らがウィリアム・シェークスピアに挑戦する」ことにした。

サーシャ・プロクロワのフリーはイーゴリ・ストラヴィンスキーの「火の鳥」。ヤナ・ホフロワとセルゲイ・ノヴィツキーの踊りがとても好きだったから、冬にもノヴィツキーに電話して、意見を聞いてみた。彼はかつて私たちを手伝ってくれていた時期もあって、みんなのことも知っているから、すぐに音楽の入ったCDを持ってきてくれた。私はイーラ・ジュクとサーシャ・スヴィニンとも話して、このことをどう見るか訊いてみた。彼らも反対しないと応えた。ただ、音楽は大きくはないけど少し変更はした。プログラムを作って、その後でわかったんだけど、チームのスケーターで誰かが同じ曲を選んでいたらしい。でもそんなことには誰も保険を掛けられない。

サーシャのショートはヒョードル・ボンダルチュクの映画「スパイ」のサウンドトラックで振りつけた。夫ががビデオクリップを見て教えてくれたの。面白いものに仕上がったと私は思う。これ以上は言わない。8月にはテスト・スケートがあるから、そんなに待たなくても良い。

(続く)

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