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高橋・木原組、オリンピック個人戦出場か -エストニア、再び国籍付与を否認-

R-Sportが、1/9付で「ロシア国籍のスケーター・ザボエフに対し、エストニア国籍付与が再び否認された」と報じています。

ザボエフはロシア国籍を保有していますが、ナタリヤ・ザビヤコと組んでペアのエストニア代表としてネーベルホルン杯に出場し、オリンピック出場枠を勝ち取っています。その後、何度かエストニア国籍を取るべく申請し、エストニア・スケート連盟も、「特別な功績」を理由として、彼へのエストニア国籍付与をサポートしていました。

しかし報道によると、今回で3回めの否認をされたことになるようです。これまでも同じような問題が起こり、枠を返上しなかったケースもあるのでどうなるかはっきりとはわかりませんが、一応1月11日までに選手登録ができないと、補欠の国にその枠が回されることになります。
 ※以前の記事(高橋・木原組、オリンピック出場へ:国籍問題の業(エストニア・日本))参照

報道はこう締めくくっています。

つまり、エストニアはオリンピック出場権を日本に譲らなくてはならなくなる。



国籍問題に振り回されますね、ペアはいつも…。高橋も国籍問題で振り回されました。もしオリンピックに出場できることになれば、ザビヤコ・ザボエフ組の分まで良い演技をみせてもらいたいですね。

ロシア女子シングル2枠を取る可能性トップ10(12月18日時点の個人的意見):リプはほぼ当確?

10月末時点でのオリンピック代表ロシア女子シングル2枠をかけた争いトップ10という記事を以前書きました。GPFが終わり、ロシア選手権前の主要大会が一巡したところで、アップデートしてみたいと思います。

10月末時点では、こんな予想をしていました。
1 リプニツカヤ
2 ソトニコワ
3 トゥクタムィシェワ
4 レオノワ
---
5 ゴスヴィヤニ
6 ポゴリラヤ
---
7 アルテミエワ
8 コロベイニコワ
9 アガフォノワ
10 ビリュコワ
---
ラジオノワ
シェレペン
マカロワ

それが12月15日時点ではどう変わったか。こんな感じになりました。

* * *

順位・名前・今シーズンの国際大会のSB・コメントの順です。
1 リプニツカヤ 198.23(スケカナ)(GPFロシア人トップの2位)
2 ソトニコワ 189.81(エリボン)(GPF5位)
3 トゥクタムィシェワ 176.75(スケアメ)(ゴールデンスピン3位)
--- 実績&連盟リストの壁---
4 ポゴリラヤ 184.69(エリボン)(GPF6位だが連盟リスト外)
--- 実績の壁 ---
5 レオノワ 161.94(NHK杯)(連盟リスト)
6 ゴスヴィヤニ 175.84(ゴールデンベア)(連盟リスト)
--- GPS派遣の壁 ---
7 アルテミエワ 169.16(ニース杯)
8 ビリュコワ 161.91(ユニバーシアード1位)
9 アガフォノワ 141.66(ニース杯)(NRW杯2位)
10 コロベイニコワ -(国際大会出場なし)
---
ラジオノワ(年齢制限)
シェレペン(イスラエル移籍)
マカロワ(お休み)

* * *

ロシア女子のオリンピック選考基準は、「ロシアのオリンピック出場者選考方法発表」で詳細に書きましたが、

・欧州選手権のロシア人トップ1
・スケート連盟推薦枠1

で決まります。スケ連推薦枠は、ロシア選手権とユーロで「偶然」調子が悪くなった人を救済するためのものでしょうから、順当に行けばリプニツカヤはかなり当確に近くなったと思います。

2人目はソトニコワが今のところ有力ですが、ロシア選手権で上位に入り、ユーロの代表権(ロシアは3枠)を取ってユーロでロシア人トップに立てば誰でも代表権が取れます。そこを巡って争うことになりますが、今のところの候補は、

・ソトニコワ
・トゥクタムィシェワ
・ポゴリラヤ

となりそうです。レオノワはジャンプの調子が戻ってこないと難しそうだと思います。その他の人は、この3人ほどPCSが出ないと思いますので、上位4人を押しのけてロシア国内選手権を通りユーロでロシア人トップというのはまだ難しいのではないでしょうか。


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ロシア男子シングル1枠を取る可能性トップ10(ロシア選手権直前版)

ソチ・オリンピックでの男子シングルの枠、ロシアは1つしか持っていません。10月末時点の予想では女子しかしませんでした。男子はちょっと…と思っていたのですが、まあ単なる個人的な意見ですので異論はあるだろうけど書いてみることにします。

* * *

順位・名前・今シーズンの国際大会のSB・コメントの順です。

1 プルシェンコ 263.25(ボルボオープン1位)
--- 実績の壁 ---
2 コフトゥン 240.34(GPSロシア)(GPF5位)
3 ヴォロノフ 245.07(ゴールデンスピン)
4 ガチンスキー 229.55(ゴールデンスピン)
5 メンショフ 228.77(ニース杯)
--- 連盟リストの壁 ---
6 ブッシュ 226.31(ニース杯)
7 ピトケーエフ 216.24(JGPF2位)
8 ゴルシコフ 213.52(ユニバーシアード2位)
9 ボロドゥリン 202.40(ボルボオープン3位)
10 セズガノフ 202.12(ニース杯5位)
---
ペトロフ(年齢制限)

* * *

単にほぼシーズンベストの順で並べただけという…。プルシェンコは怪我の状況次第でしょう。それしか言えません。

「連盟リスト」というのは、ロシアスケート連盟が発表している「オリンピック代表候補」のリストのことです。夏頃に発表になっていたでしょうか。そのせいで、ポゴリラヤは入ってないんですけどね。

プルシェンコを抜かして考えると、今年の調子を見ると次はコフトゥンではなくてヴォロノフです。シーズンベストが高いだけでなくて、今年出た国際大会5試合のうち、NHK杯を除く全ての大会で240点以上という素晴らしい安定感。ただ、構成はコフトゥンの方が上で、ハマった時の爆発力という意味ではコフトゥンが強いため、上にしてみました。そういったことをスケート連盟は考えると思うので。

ただ、正直言うと2位~5位は僅差だと思います。ロシア選手権とユーロでいい成績をとればその人が上にくる感じ。だと信じたいという気持ちがあります。でも去年のことを考えると…。


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祝☆ソチ国別対抗戦に日本出場確定!

ソチ・オリンピック国別対抗戦は、昨シーズンの世界選手権を中心とした大会群と、今シーズンのグランプリシリーズを中心とした大会群の2つで各国のスケーターが稼ぐポイントで出場国が決まります。

最終的には、グランプリ・ファイナルの結果をもって決まるのですが、現時点で上位8カ国は確定しています。手作業で計算した結果なので少しポイントなどは間違ってるかもしれませんが、上位8カ国とその下は点差がかなり開いているのでほぼ確定です。
201311国別

グランプリ・ファイナルに出場できるスケーターを擁するのは上位8カ国だけですので、順位変動はありえますが10位以下に落ちることはありません。というわけで、日本も出場決定です。おめでとうございます!

その他、カナダ、アメリカ、ロシア、イタリア、中国、ドイツ、フランスが確定です。残りの2カ国ですが、枠の関係からウクライナとイギリスになりそうです。次点はエストニア。

また、いわゆる「救済枠」については、枠をもっていない種目がある国の中で日本はトップですので、文句なくペア枠がもらえるでしょう。高橋・木原組が自力で個人種目枠をとる可能性も高まっていますが、国別ではオリンピック出場が確定となりました。


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高橋・木原組、オリンピック出場へ:国籍問題の業(エストニア・日本)

ネーベルホルン杯でペアのオリンピック出場枠を取ったエストニアのザビアコ・ザボエフ組ですが、ロシア国籍のザボエフに対してエストニアが国籍付与を拒否したというニュースがありました。

エストニアがロシア国籍のスケーターに国籍付与を拒否
http://sochi2014.rsport.ru/sochi2014_figure/20131114/701075806.html

6番さんのブログLuce Waldで伝えられているとおり、エストニアには他にペアがいないようです。今からペアを作ってもミニマムを取るのは至難の業です。

ISU Communication No.1821によると、各国は出場者の名前を1月11日までに登録しなければいけません。それまでにエストニアがペア選手を登録できないと、補欠の国にその枠が回されます。

January 11, 2014: Entry by Name forms (see attached) must be sent by all NOCs/Members which have been allocated an entry to the OWG, including those with remaining stand-by entries, and be received by the ISU Secretariat only, no later than January 11, 2014. In the case that not all NOCs/Members use their full quota of entries and the available entries are reallocated to NOCs/Members with remaining stand-by entries, the NOCs/Members receiving these reallocated entries will be informed by the ISU Secretariat by January 20, 2014.



そして、ペア補欠順位の1位が日本です。高橋・木原組がオリンピックに出場できる可能性がかなり高くなってきました。エストニアのペアには大変申し訳ないのですが、高橋・木原組がオリンピックに出場できるのは嬉しいです。彼らの分まで頑張っていただきたいと思います。

それにしても、このオリンピックの国籍問題はなんなんでしょうね。
もともと高橋・トラン組だってこの問題で解散してしまいました(この問題だけではないかもしれませんが)。オリンピックの趣旨って、こういうところにあるんでしょうか?違いますよね。どちらか片方の国籍でも良い、という風にすれば、国境を原因として不幸になる人が減らせると思うのですが。世界選手権はそれでOKなのに、むしろもっと国と国との友好を強化する目的で開催されているオリンピックが、逆に国境というものを強く意識させるというのはなんとも皮肉。


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