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香港でのフィギュアスケート練習

香港に越してきて早半年。
スケートの練習も続けている。月3回くらいのペースで平日夜に個人レッスンと、週末に自主練。

自分のレッスンもそうだが、他の人達を見ていると、香港と日本では練習の仕方が大きく違っている。日本にいたときも、ロシアにいた時も、レッスンや練習の多くの時間をスケーティング・スキルの向上に割いていた。ストローク、ひょうたん、スネーク、スイングロール、クロス、セミサークル、クロスロール、スリーターン。その上で、ジャンプやスピン、新しいステップを練習していた。

香港では、ある程度滑れる私くらいのレベル以上は、コーチも基本的にはエレメンツしか教えない。すでに4ヶ月ほど師事しているけれども、スケーティング的なことをレッスンでやったのは最初のころセミサークルとクロスを2回ほどやらされたくらいだと思う。

まわりを見回しても、初級レベルの人以外でスケーティングの練習している人はほとんどおらず、皆ジャンプやスピンをやっている。

ジュニアはとりあえず別にして、大人スケーターのことだけ言うと、このやり方にも良い点と悪い点がある。良い点は、ジャンプとかスピンとかの大技がスケーティングスキルに比して上手い。特にスピンはみんな上手い。エレメンツ習得に掛けられる時間が取れるからだと思う。悪い点はその反対で、ジャンプやスピンが上手いのにスケーティングが稚拙になりがち。

土日によく見かける男性、40くらいだと思われるが、ジャンプはループ、フリップまで降りていて、スピンもバックスクラッチをしている。つまり、こういったエレメンツ私と同レベル。ただ、クロスはガリガリ言ってて抜く足で蹴れていないし(これは私もまだまだ改善しなくてはいけないけど)、今練習しているバックのクロスロールはまともにできていない。バックのアウトエッジにちゃんと乗れていないように思えるのだが、ループもバックスクラッチもできるというのが凄い。これが香港スタイル。

私も、スケート場で話した女性に、「3年もやっててまだアクセルできないの?」と言われてしまった。

大人スケーターには、ある程度滑れるようになったらエレメンツだけを練習させてエレメンツの質を向上させる事によってモチベーションを維持させる、という教え方の方針なんだと推測。日本で習っていたコーチには、スケーティングスキルを向上させるのがエレメンツ習得の早道と言われていたのと真逆。

日本の方が良い、と安易に言いたいところだけど、大人が始めたファンスケーティングに限って言えば香港スタイルの方が効率的に楽しめると思ってる。シングルジャンプとバックスクラッチまでの各種スピンを習得するまでと割りきって。ISI Freestyle1の動画をスケーターじゃない人に見せても、感心してくれるのはスピンとかスパイラルであって、一番苦労しているBIセミサークルだとかクロスとか4ステップはできて当然だと思われてたようだし。

そこより上を目指すのであれば、スケーティングスキル向上のために地道に練習をするしかない。確かに、今月あった大人スケーターも出られるSkate Hong Kongで、ISUの1級にあたるFreestyel 5~6以上に出場する大人スケーターは5人くらいしかいない。もちろん、日本と比べて絶対的なスケート人口が少ないのとリンクが少ない上に小さいということもあるが。

ロシアと日本のDNAを受け継いでいるし、ダブルジャンプも目指したいので、レッスンはともかく自主練では地道にスケーティングの練習をしていく所存であります。

テーマ: 香港 | ジャンル: 海外情報