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怪人・オブ・ザ・イヤー:世界最高のフィギュアスケーターに愛される音楽(3)ショッピングモールの怪人マルチネス/眠らない美女ゴールド

オペラ座の怪人特集記事の続き、今回はマイケル・クリスチャン・マルチネスとグレイシー・ゴールドです。

(1)羽生、血のプレミア
(2)アイディア豊富な村上/無良、父親としての手袋
(3)ショッピングモールの怪人マルチネス/眠らない美女ゴールド
(4)(終)羽生や無良がいくら努力しようとも

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怪人・オブ・ザ・イヤー:世界最高のフィギュアスケーターに愛される音楽


http://xsport.ua/figure-skating_s/news/prizrak-goda-lyubimaya-muzyka-luchshikh-figuristov-mira_132522/
マリヤ・メドヴェデワ

続き

ショッピングモールの怪人


カリフォリニアで、1998年長野オリンピック金メダリスト・イリヤ・クーリックの下で、上記の無良崇人はシーズンオフに技術を磨いていたわけだが、そこでもう1人、かなりエキゾティックな怪人が練習をしていたのは興味深い。ウクライナの高名なスケーターであるヴャチェスラフ・ザゴロドニュクが、彼に対して的確な表現をしている。「天才児で、しかもとてもよく練習するんだ!」

マイケル・マルチネスは8歳のときに、フィリピンの首都マニラにあるショッピングモールのリンクでスケートを始めた。2010年からはアメリカでジョン・ニックスとイリヤ・クーリックのところに立ち寄っている。「立ち寄っている」という言葉は意図的に使った。なぜなら、外国で常時練習するための資金が家族にはなく、スケート連盟からの控えめな支援を取り付けたのさえつ最近のことだからだ。

マルチネスまでは、フィリピンからは誰もフィギュアスケートの国際大会でメダルをとることはできなかったし(彼はそれを2014年ワルシャワ杯で成し遂げた)、しかもジュニアワールド(2013)で上位5名に入るなんてことはなおさらだった。マイケルはオリンピックに出場した最初のフィリピンのスケーターで、ソチ・オリンピックへのフィリピンからの唯一の出場者となった。

マイケルは女性的なビールマンスピンをし、安定して3Aを跳んでいる。そして、練習では4Loも回っていると言われている。

今シーズン、フィリピン風の「オペラ座の怪人」の朗読を観客とテミスのジャッジにかけるのを助けたのは、かつて世界に高橋大輔のファントムを見せたコーチ・振付師であるあのニコライ・モロゾフだ。


眠らない美女


今年、「眠れる森の美女」グレイシー・ゴールドも目覚めた(オリンピック・シーズン、彼女はピョートル・チャイコフスキーのこのバレエで滑った)。振付のローリー・ニコルとともに、全米選手権優勝・ソチ・オリンピック銅メダリスト(国別)であるゴールドは、最初は羽生結弦のように、ヒロインをエミー・ロッサムが演じる映画「The Phantom of The Opera」のサウンドトラックをフリープログラムの振付に使いたいと思っていた。しかし最終的に、サラ・ブライトマンの「Wishing You Wer Somehow Here Again」と「Phantasia」の一部という古典バージョンにとどまることにした。

このアメリカの氷のプリンセスは常に素晴らしいセンスが秀でていたが、レトロ・スタイルの髪型と華麗なパープルの衣装は、イメージに100%合っている。まるで我々の目の前の氷上にクリスチチーナ・ダーエ自身がいるような感覚がした。「オペラ座の怪人」をテーマにしたグレイシーのファンタジーは、日本でのNHK杯で1位を彼女にもたらした。こちらが勝利の演技である。

続く

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ