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エヴゲニヤ・メドヴェデワ:羽生が宇宙のレベルだということには、賛成

GPF2016で優勝したエヴゲニヤ・メドヴェデワのインタビューを紹介します。



エヴゲニヤ・メドヴェデワ:ミスをする権利が、私にはない


http://tass.ru/opinions/interviews/3864004
2016/12/12 / ヴェロニカ・ソヴェトワ / タス通信


(エヴゲニヤ、シニアのグランプリファイナルを2年連続で優勝し、また最高のスケーターとなることができましたね。この大会は、あなたにとって他の大会とどう違うのでしょうか。)

ここ2年のグランプリファイナルはバルセロナだった。最初の年はジュニアで、去年はシニアだったけれど。最初のシニアGPFでは、まだ心のなかでちょっとだけ優勝したジュニアの気分が残ってた。今はもう全然違う。別な街で、シニアのファイナルにいるんだって、ちゃっと感じていた。こういった意識はできたけど、私の演技を「重く」することはまったくなかった。ただ、今どこにいるかを理解しただけ。新しい街だということも、役割があったと思う。


(フリーの演技のあと、かなり自己批判的に自身の演技を評価されましたね。ジャンプでのミスはありましたが、重大なものではなかったようですが。)

私は自分にミスをする権利を与えていない。これはスポーツで、つまり戦い、自分を克服することなのだから、どのエレメンツでも戦わなければいけない。ミスを経験するのはつらいこと。まずは、いつも何ができなかったのかに注意する。もしかすると、その後にプラスの面を見つけて喜べるかもしれないけど、それは事実ではない。ただ、ミスが起こってしまうと、関心がすべてそこに行ってしまう。


(ショートでは、ついに浅田真央が3年保持していた記録を更新しました。大会前にはこういった可能性について考えていましたか?)

ええ、記録は更新したけど、頭の中ではその課題はまったく考えていなかった。記録は考えていないとも言ってたし。私はコーチに言われたことをしている。その課題を遂行する。でも、記録はもちろん嬉しい。嬉しく思うし、自信になる。でもそれ自体が目標ではない。


(フリーの前にもそういった思いはありませんでしたか?)

いいえ、ただクリーンに滑ることだけ。


(競争のライバルたちについてどうお考えですか?)

そのことは考えていない。練習の後に、チームの他の選手たちはどうだった?誰が何をやっていた?と親に訊かれることがあるけど、私は知らない、見てなかった、そんな余裕はない、と。


(子供の頃からそんなに集中できるスケーターだったのでしょうか。)

最初はこうではなかった。エテリ・ゲオルギエヴナ・トゥトベリゼ・コーチのところに来たのは、私の人生の半分前、正確には8年前だけど、その頃はまだまだ子供だった。この性格は、そのときにはまだ全然できてなかった。でも今は、性格の中に親にもない特徴ができた。でも、コーチにはある特徴が。


(選手はコーチの顔であるという意見についてはどうお考えですか?)

コーチの顔については、選手で判断してはいけないと思う。何かを目指したいと思う選手もいるけど、そうではない選手もいる。情報を多く持っているひともいるし、そうではない人もいる。私たちはみんな違うから。身体も、生活も、性格も、国籍も違う。だから、そういった意見には賛成できない。


(クワドサルコウの練習は続けているのでしょうか。)

計画にはあるけど、最優先ではない。今のところ天井から吊ってはやっているけど、自分自身ではまだ試していない。でもこれはまだやっているに入らない、自分で試してみないと。


(男子はクワドサルコウは誰でも跳びますが、か弱い女子がどうやって4回転を超えることができるでしょうか。)

そう、女性の体は男性ほど強くはない。だから、ウルトラCのジャンプには、力の観点からではなく、技術の観点からアプローチしないと。


(つまり、女性がそういったジャンプを跳ぶときには、自動的により多くの労力が必要になると。)

そういうこと。


(あなたはいつも大きな興味をもってシングルの大会を観ていますね。現在のスケーターの中で、どなたの滑りがもっとも印象的でしょうか。)

フィギュアスケート自体が、全体として、インスピレーションを与えてくれる。私の人生の中で一番大きなインスピレーション。私は、男子シングルに特別な感情がある。いま、4回転が溢れていて、一番予測がつかない種目。4回転ジャンプ全部を跳ぶことを覚えた選手は数少ない。でも、私にインスピレーションを与えてくれる滑りをするスケーターについて言えば、日本の羽生結弦


(彼がしていることは、本当に宇宙のレベルですね。しかし、この形容詞はあなたの滑りにもいえるのでは。)

前半には賛成するけど、私はただの人間。でも、宇宙は、そんなに遠くはない。


(オリンピックまであと1年ちょっとですが、どの方向に向かって動くべきか、という理解はありますか。)


私にはとても経験があるチームがある。そのチームが、言うまでもなく、助けてくれるし、大会に向けて正しく導いてくれる。でも、その問題の多くはやはり私だけにかかっていること。そのことは、はっきりと理解してる。


(ジェーニャ、もうすぐお正月です。来年実現したい願いはありますか?)

ちょっと修正すると、もうすぐあるのは、チェリャビンスクでロシア選手権(タス注:12/21-26)。願いというのは、もちろん、ある。でも、それについてはまだ教えない。


(ロシア選手権は、次の自分自身との戦いになるのでしょうか。)

そのとおり。自分の大会はいつもそうだと考えてる。自分自身との、緊張との、意志との戦い。

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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