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プルシェンコ:引退、家族、今後の計画について(後)

エヴゲニー・プルシェンコのインタビュー、後編です。

(参考)
プルシェンコ:引退、家族、今後の計画について(前)



エヴゲニー・プルシェンコ:引退、家族、今後の計画について


http://ru.hellomagazine.com/zvezdy/intervyu-i-video/20203-evgeniy-plyushcenko-intervyu-o-zavershenii-sportivnoy-karery-seme-i-dalneyshikh-planakh.html
マクシム・アンドリヤノフ / HELLO!

続き


(小さな子どもに何かがあると、どうやったらわかるのでしょうか。)

プロのコーチにはちゃんとわかるものです。子供が走り、座り、動いているのを見て、リンクでの練習を10回すれば、その子から何が出てくるかはわかるものです。


(いまの子どもたちはフィギュアスケートのエレメンツを習得するのが早いですか?)


ええ、フィギュアスケートはかなり先に進みました。ロシアではまず女子フィギュアスケートです。女子が3回転ジャンプを跳び始めるのが早くなりました。これはとても重要な指標です。子どもたちはまったく別なものになりました。サーシャを見ていてもわかります。サーシャはiPadの電源を入れて、どうやって検索でアニメを探すのか、どうやって電話をするのか、写真や動画を撮るのかを知っています。重要なのは、子供たちをしっかりした専門家が教えることです。フィギュアスケートではこれが大きな問題となっています。そのために、技術の修正にたくさんの時間をかけることになります。子どもたちが間違った軸の作り方をして、怪我をする。そして言うまでもなく練習プロセスにブレーキがかかる。私は金メダリストを育てるのが最終的な目標です。


(そのためにはどのくらい時間がかかりそうですか。)

4歳の子供が始めたとして、少なくとも10年くらいはかかります。サーシャはちょうどいま4歳ですから、10年後にはジュニア世界選手権で優勝できないかと望んでいます。


(例として、誰の指導システムを採用しましたか?)

ヴォルゴグラードでずっと指導してくれたミハイル・マコヴェエフの体力トレーニング法を基礎として、氷上の技術はアレクセイ・ニコラエヴィチ・ミーシンです。それが、言うまでもなく私の経験ですから。


(ミーシンについてのドキュメンタリー映画で、彼の教え子が練習でひどい転び方をしたのに、ミーシンは何度も何度もエレメントをやらせて、「文句を言うな、絶対に文句を言ってはならない」と言っている場面がありました。)


スポーツでは、もし結果が欲しいのなら誰にも文句は言えないというは正しい。体育の授業ではないのだから。


(わかりました。しかしあなたには4人の息子さんがいらっしゃって、思いやりのある父から厳格なコーチへとモードを替えるのは難しいんじゃないでしょうか。)

切り替えは学びました。実際に、私は厳しいコーチだと思います。子どもたちを連れてくる親御さんに対しても、子どもたち自身に対してもそれは秘密ではありません。でもう、こんな戦術が結果を出すものです。2回転半ジャンプも3回転ジャンプも1つも跳べないスケーターが来ましたが、2週間半の練習を経たいま、彼は跳べるようになりました。でも、私はときどき彼に向かって叫ばなければなりませんでした。たとえば、「パンクしてジャンプで回れなかったら、腕立て伏せ10回だ!」というふうに。「ジャンプが覚えられないなら、その分練習しろ!」って。


(ご自身の教え子が将来競技会に出るということを、少しだけ悲しげに話されますね。フィギュアスケートのアマチュアのキャリアを終える決断は、簡単ではなかったのでは。)

いえ、悲しさなんてまったくありません。私は十分に長い間滑ってきました。オリンピックも4回出ましたし、まったく後悔はありません。2002年、2006年、2010年、そして2014年にさえあったような、スケーターとしての飢餓感はもうありません。いま、若いスケーターたちと競い合う意味はありません。彼らの技術はだいぶ先に行ってしまっていて、もう4回転を5回も跳ぶような外国人もいます。一方、私は手術を15回も受けて…。別な方向に進むときが来ました。でも、コンディションが良いときには教え子たちに3回転ジャンプを跳んでみせることもできます。この調子が長く続くことを望んでいます(笑)。


(あなたの回答には、また「予定」という言葉が出てきています。まだ暇な日や、休暇も取れない感じですか?)

ヤナ(注:プルシェンコの妻)と最近そのことを話し合った。彼女は、「私たちは働きすぎです。もしかすると、ちょっとブレーキを踏んでもいいのでは?」と言っていました。でもねえ、まだ体力があって、意欲もあるのだから、まじめに働かないと。暖炉の前に座ってお茶を飲むのは、まだちょっと早いんじゃないかと思います。


(もう伝統的とも言えるプルシェンコのアイスショーを冬には見ることができるでしょうか。)

繰り返しになりますが、ショーを断ったりはしていません。今月もフロレンスに行って「プルシェンコ&フレンズ」の公演をします。それから日本、中国、カザフスタンに。11月には35歳になるので、モスクワとサンクトペテルブルクで周年ショーを2回します。それからバルトに「スノーキング」を持って向かって、お正月にはモスクワで新しいおとぎ話を絶対に披露します。


(どんな?)

まだ言えません。秘密にしておきましょう。でも、もちろん、現実だとは思えないようなクールな話を準備しています。全部うまく行けば、みんな感動することでしょう。

(終)

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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