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セルゲイ・ヴォロノフ:30歳、人生はまだ始まったばかり(後)

昨日掲載した、NHK杯2017で優勝したセルゲイ・ヴォロノフのインタビュー、後編です。

(参考)
セルゲイ・ヴォロノフ:30歳、人生はまだ始まったばかり(前)



セルゲイ・ヴォロノフ:30歳、人生はまだ始まったばかり


http://www.sovsport.ru/others/figure/articles/1011057-sergej-voronov-v-30-let-zhizn-tolko-nachinaetsja
2017/11/16 / レフ・チガイ / ソヴェツキー・スポルト

続き

コリャダはチームのトップ。それは責任でもある】


(羽生は大阪大会を棄権する前に、モスクワでネイサンに敗れています。この若いアメリカ人は、実際にもうすでに全員に勝つことができるのでしょうか。)

羽生が最初にすべきことは怪我を治すことだ。なるべく早く、と私も祈っている。ある程度の間は休む必要があり、その後全日本選手権に向けてコンディションを整えていく必要がある。ネイサンは、まず第一に、コーチが素晴らしい。賢くてよく考える人だ。ラファエル・アルチュニアンの下で私もかつて滑っていた。そして、チェンの成功は偶然ではない。結弦の怪我は、そう、偶然だけれども、モスクワでのチェンの勝利はそうではない。彼もう2シーズン、フリップもルッツも、ループも、最も難しい四回転をすべて見せている。そこにいかなる「偶然」があるのか。


(ミハイル・コリャダは、今シーズン素晴らしい演技と失敗の演技を繰り返しています。中国のショートプログラムでは物凄い滑りを見せましたが、その前にはモスクワでたくさんの転倒がありました…。)


ミーシャはロシアチームのトップだ。このことはみんなが言っていることで、それがさらなる責任となる。その責任は、彼自身もおそらく感じているだろう。それから、クワドルッツ。中国で最初は素晴らしいものを跳んだ。ただただ凄かった!しかしその後は転倒…。そう、怒るのは簡単です、椅子なんかに座りながらだと特に。


(私は怒っているわけではなく、理解しようとしているのです。)

あなたのことを言っているわけではないのですが…。どんな演技の失敗だって、批判をたくさん見つけられます。そんな批判は、おそらく読まないほうが良いでしょう。ミーシャはかなりの量を練習をしていて、それがいずれにせよ安定につながるでしょう。そんな練習をすれば、結果は出る。出るはずです。

レイクプラシッドでのグランプリ参加者はかなり強力です。チェンも、もう一人アメリカ人のリッポンも、中国のボーヤン・ジンも、マクシム・コフトゥンもいます。チェンはもちろん突出していますが、他の人は今シーズンだいたい同じレベルの結果を見せています。そのうち誰が一番危ないのでしょうか?

それぞれが、複数の四回転を入れた素晴らしい滑りを見せることができます。誰に力と心が十分に足りているかどうかです。そして誰がたくさん練習したかです。スポーツではいつもこうなのです。


【ドーピングも政治もスポーツにはあってはならない】


(1週間で日本からアメリカという地球の反対側へと急ぎ渡って、また演技をしなくてはならない。時差の問題はありませんか?それとも、もうそれに対処することを覚えましたか?)

私はそれには落ち着いて対応している。アメリカはアメリカ、日本は日本。逆に、そこから快感を得なければならない。


(年齢について非公式に笑い者にされたりしてませんか?「おじいちゃん」と言われたり。)

「おじいちゃん」?いや、そんなことはまだありません。ベテランとは、そう、言われることもありますが、おじいちゃんというのは、あなたが最初です。


(私だってそんな風に言ったことはありません。別な呼び方をされていないのか訊いただけです。)

そう、その通りですね(笑)。私は「ベテラン」と呼ばれるのは可笑しいですね。私が「ベテラン」ですと?退役軍人なら、そう、尊敬すべき方々です。しかし、私はその中には入りません。幸か不幸かはわかりませんが。しかし、30歳で人生は、信じていただきたいのですが、まだ始まったばかりです。


(3年前にすでにグランプリ・ファイナルに出場して、銅メダリストとなりました。グランプリ・ファイナルはどんな感じでしたか?)

素晴らしい大会でした。ひどく面白かったです。誰がどの順位になるのか、絶対に予想できません。しかし、ファイナルについて語るのは私にとって今はまったく時期尚早です。目の前にはアメリカ大会があるのですから。


(訊かざるを得ないのですが、最近のロシアのアスリートのドーピング問題についてはどのように受け止められていますか?というのも、オリンピック代表に入っても、後になって平昌に出る権利を奪われるということもあり得るのですから。)

難しい問題です…。もちろん、スポーツにドーピングはあってはならないものです。政治もです。みんながオリンピックのために練習をし、真面目にやっていることをご理解ください。4年間の人もいれば、8年間ずっとそうしている人もいて、しかしその後何かの政治状況のせいで奪われて捨てられてしまう。私はそんなことは馬鹿げたこととしか思えません。

(終わり)

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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