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羽生結弦-氷上ではキラーでなくてはならない:プルシェンコのコラム(中)

平昌オリンピック男子シングルについて、エフゲニー・プルシェンコ羽生結弦を中心にコラムをSport Expressに掲載していますので紹介します。全3回の中編です。

(参考)
羽生結弦-氷上ではキラーでなくてはならない:プルシェンコのコラム(前)
羽生結弦-氷上ではキラーでなくてはならない:プルシェンコのコラム(後)

※追記:後編をアップしました!



氷上ではキラーでなくてはならない - プルシェンコのコラム


http://www.sport-express.ru/olympics/pyeongchang2018/figure-skating/reviews/na-ldu-nado-byt-killerom-kolonka-plyuschenko-1373777/?ua=dt
2018/2/17 / Sport Express / エフゲニー・プルシェンコ

続き

かつて日本人は積極的にロシアの専門家を招待して、学ぶことに躊躇せず、すべての過程をビデオで撮影していました。最高のものを選んで、とくに技術面についてそうでしたが、そこに何か自分自身のものを加える。そして、結果がついてきました。日本では、フィギュアスケーターだけではなくコーチも近年成長していると感じています。連盟幹部は選手に対する資金を惜しみません。日本チームでは、それぞれのスケーターに対し、医師、マッサージ師、物理療法士、体力トレーナーからなる巨大なチームが機能しています。全員がエキストラクラスの専門家で、最新の手法を利用しています。これが正しいアプローチです。

一方ロシアでは最も偉大なコーチにさえ、基本的な条件を創り出すことができません。その代わりに、硬いレベルの選手育成に集中するために、追加的な収入源を探さなくてはいけず、リンクで少し働いたり力を使わなければなりません。まあ、これは別なテーマですが…。

男子シングルの大会に戻ると、表彰台の3選手は、客観的に力の差を反映していると思っています。そして、これはまだ2月13日に私がスペインのスポーツチャンネルで話した予想と完全に一致していました。

同僚であるハヴィク・フェルナンデスが3度めのオリンピックでメダルを獲得したことは嬉しく思います。銀メダルに届かなかったのは残念ですが、すべてが実際のとおりです。宇野昌磨には4回転ジャンプの多様さがプラスに働きました。それがより高く評価されています。

4位となってしまったボーヤン・ジンに対し、ジャッジがほんの少し不公平だったのではないかと思う人もいるかもしれません。私は違う意見です。彼のジャンプは素晴らしいことに疑問はありません。一方、スピンはもう少し引き上げる必要があります。「スケーティング」、芸術性についてもです。そうすれば、次のオリンピック・サイクルでは金メダルへの有力候補となるでしょう。

一方、もしネイサン・チェンがショートでミスをしなければ、平昌からメダルを持って帰国することができたことでしょう。彼は燃え尽きたのではないかと思います。18歳で最初のオリンピック、最大限を見せたいという思い。ネイサンは勝てるかもしれないということを知り、おそらく自分とではなく、ライバルと闘い始めてしまったのではないでしょうか。それはしてはいけないことです!絶対に!氷上には冷静な頭で入らなければならないのです。

その代わり、もう失うものがないフリーでは比類ない滑りを見せました。強い意志を持っていることを証明したのです。これこそ男子!言うまでもなく、ここにはコーチであるラファエル・アルチュニアンの大きな功績もあります。彼がアレクサンドル・アブトに指導をしていた頃から知っています。2000年からラファはアメリカに住んでいて、それに満足しており、ロシアにとって強力なライバルを育てています。

フリーでチェンが4回転を6回跳んだことは、信じられないことです!こんなことは誰もこれまでやってことはありません!ジャンプは狂暴でとても美しい。彼はジャンプを跳ぶだけではなく、スピンもできて、芸術性でも問題ないことが重要です。ジャッジが彼のPCSを下げたのはおかしいです。技術点と演技構成点で30点も差があるのは不公平です。アメリカでは彼を表彰すべきだと思います。少なくとも賞状くらいは。報奨金があるともっと良いですが。


続く

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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