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町田樹のオリンピックの演技に対するコメントまとめ(羽生、宇野、フェルナンデス、チェン他)

平昌オリンピックの演技に対する町田樹のコメントをまとめてみました。
急いでタイプしているのでおかしいところがありますが随時修正していきます。



羽生:
一時は怪我で出場が危ぶまれまたが、怪我の影響がなくEXまで滑りきれたことが良かったし、二連覇におめでとうと言いたい。(フィナーレは)選手の素が出るところですね。五輪のEXは世界で最も注目度が高いEXですから、闘い抜いた選手だけが出られる貴重な場です。


羽生SP:
怪我を感じさせないプロ。2014年から滑りこんでいるプロで、3回目のシーズン。何も考えなくても音楽と滑りが身体に定着しているくらいのプロ。なので、ジャンプにだけ集中して、音楽と踊りには自然に。これまでで一番音楽との同調性が見られた演技だと思う。冷静に、怪我で満足行かないときもあったと思うが、オリンピックから逆算してコンディション調整を緻密に計算し計画を立てて、コーチやトレーナーなどの支援者と一緒に調整してきた結果。

競技会はやるかやられるかの真剣勝負、気迫が大事です。


宇野SP:
五輪期間中終始冷静に自分をコントロールしていたし、マイペースを貫いた。ヴィヴァルディの四季では、宇野は感情を表現しているのではなく、音色を身体や技で表現している印象。そういうプロなので、巧みなジャンプや深いステップが際立った。軸がプレたりしているがコントロールして持ち直しているのは彼の底力。


フェルナンデスSP:
チャップリンを演じている。2012年に別のチャップリンを演じているが、おそらく特別な存在。なので、この五輪シーズンにチャップリンを滑ることを決めたんだと思う。


田中刑事FS:
団体戦で決まらなかった4回転も含めてプロを完成させるつもりで臨んだとおもう。一本目の4回転が決まったのが嬉しかった。演技も良かったけど、その後のインタがよかった。大きな経験となった、今後の人生で活かしていくという。スコアとかメダルとか結果に注目しがちだけれども、こういった経験に着目するのはアスリートとして尊敬する。


チェンFS:
この五輪での2つの金字塔。1つが羽生2連覇&日本金銀独占、2つ目が、チェンの四回転6回成功のプロ。歴史上最も難度の高いプロ。ネイサン自身でさえも今後同じような演技ができるかわからない、というくらいすごいパフォーマンス。メダルを捨てて最高難度のプロを完成させるところにモチベーションを見出した。


ボーヤンFS:
惑星という壮大な音楽が、金のダイナミックで洗練された四回転を際立たせた。彼の四回転は絶品。4CCでも優勝して着実に実力と国際的な地位を上げている。ジャンプだけ取り上げられる事が多いが、表現面でも着実に力を付けている。コミカルなステップで表現豊かに滑るというところで表現技術を見せつける。ジャンプに集中するところはして、表現技術はステップで見せるという戦略。コミカルなステップを滑ると非常にうまい。


羽生FS:
二連覇を成し遂げた演技なのでじっくり見たい。(演技中解説なし)
羽生の勝因は試合に向けた調整力。怪我をして十分な練習ができない中の、チームの組織力と計画的なピーキング。支えるコーチとトレーナーという組織力があったからこそ達成できた偉業。


フェルナンデスFS:
演じる役割に没頭できる稀有な男子スケーター。ラ・マンチャの男はスペイン文化から着想を得たプロ。彼には他にもそういったプロがあり、興味を持たれたぜひ見てほしい。フリーは身体の動きが硬かった。極度の緊張をコントロールするのは至難の業。


宇野FS:
羽生とは対照的に、五輪は単なる競技会の一つと考えて臨んだ。普通のアスリートにとっては史上最大の大会だが、宇野は単なる通過点だと逆転の発想をした。昨シーズンメジャーな試合だけで6試合、小さな試合はもっと、アイスショーは40回以上。ずっと緊張を強いられていて、普通の人なら神経が擦り切れるが、彼はオリンピックも普通の大会だと考えることで乗り切ることにしたのだと思う。

選手によっては曲を4年前から決めている人もいるでしょう。それくらい重要。樋口美穂子コーチが振り付けもしていて、山田満知子コーチも含めチーム全体で緻密に計算して選んだ。荒川さんのこともあり、日本にとって成功の象徴。この曲に願い、希望を込めて選んだのではないかと推察。

最初のミス、その後冷静に対処できるのは度胸が座っている。その裏には、それだけの大舞台を数多く経験してきたということがある。

しのぎを削り合うような闘いだった。


宮原FS:
今シーズンの演技と比較しても、今回はよく音を聴いて演技していたし、スピードにも乗っていた。後半にカタルシス。愛する人を待ち続けるが、その人には二度と戻ってこないことを知っているという、裏にある悲壮を素晴らしく表現していた。宮原の中にはジャンプという意識はなくて、プロとしてまとめる、上演するという意識が強かったのではないか。それがミスをしないという強さ。上演する意識が強ければ、ジャンプなんてどうってことないんです。ここ数年で彼女は表情が豊かになった。そういうった感情表現がスケートに生きてきている。


坂本FS:
何よりもシニア1年目でオリンピック6位は偉業。このプロは17歳という今の年齢だから十全に表現できたプログラム。ネガティブな意味ではなく、子供らしさだったりというところが出ていた。この先おそらくもっと成熟していって大人の演技をしていくことになるが、その最初のステップとしてよかった。表現しやすかっただろうし、心の底から音楽を感じて表現できたのではないか。ジャンプは本当に3本の指に入るほどジャンプの質は高かった。これから期待ができる。


ザギトワFS:
特筆すべきはジャンプ技術の高さ。冒頭のジャンプでミスをするが後半で取り返す。女性では3Aの次に難しいとされる3Lz3Loを後半でできるという技術の高さが強い。ルール改正されてからタノジャンプを跳ぶ選手は多いが、彼女が一番フォームがきれい。技術で凄みをだすという戦術。たたみかけるように質の高い技術を繰り出すことで、見てる人に凄みを感じさせる趣向。メドヴェデワ選手と一緒に練習、切磋琢磨していることも大きいのでは。


オズモンドFS:
これまでSPはうまく行ってもFSで安定性を欠いていたのがもどかしかったが、ここでは集中して射止めた。男性にも勝るとも劣らないダイナミックなジャンプが魅力。ジャンプの侵入速度と出たときの速度にギャップがないというのが質の良いジャンプの条件の一つだと思っているが、彼女にはそれがない。


メドヴェデワFS:
昨年は怪我に苦しめられた。この1月のユーロで復帰。怪我から復帰してから、SPFSともに動きが整理されて、感情が込められるようになった。フリーはトルストイのアンナ・カレーニナという難しいテーマだが、怪我している間に再読して、理解を深めたのではないかと推測するが、それが動作の洗練につながっているのではないか。彼女は本当に物語を表現するのに長けた選手。


かなクリFD:
村元が桜、クリスが風のイメージ。この五輪アイスダンスをすべて見た上で言えるが、二人のエッジの深さは上位陣に劣っていない。表現面も優れているし、世界的な評価を高めていく兆しが見えた大会。風と共に桜が待っている。一心同体となって、お互いのことを理解した上でないとこのパフォーマンスは生まれない。


海龍:終始いい表情で滑っていた。ペアの選手にとっては最高難度の3Lzを質高く決められるのはこのペアの強み。真摯に支える木原と、それに応える須崎、ベストマッチング。ペアは危険な技をたくさん実施するので、信頼がないとできない。


***

振付をするものの観点から、ここで完成したというプロ。オススメしたい演技。

<町田セレクション>

チェンコSP:
30歳、プロを踊る喜びを感じさせてくれる。


デールマン団体FS:
団体戦で燃え尽きたと思わせるくらいの演技。ダイナミックのジャンプだけでなく、音楽に合わせた身体の色がでていた。


長洲団体FS:冒頭の3A、見事でした。彼女も困難を乗り越えてこの大舞台でこの技を見せてくれた。


フェルナンデスSP:
チャップリンははまり役、こういった、心から捧げられるプロに出会える選手は少ない。それをこの大舞台で完成させることができた。


ネイサンFS:
4回転6回食い込む高難度の構成をこなして上で、このステップはストラヴィンスキーの春の祭典を基礎にして作ったと覆うが、モダンダンス、コンテンポラリーの基礎を理解した上で表現していると思う。


サフマソFS:
ソチ後に組み替えたペアが金メダル。マッソさんは国籍も買えて出場。


テサモエFD:
プロに没入することで凄みが出ていた、それが勝因の一つ。プロの中で物語が完結していた。


パパシゼFD:
一つのアート作品として見れるプロ。カップル競技のプロの進化が凄まじかった。この後大幅なルール改正が待っているが、シングルでもプロの多様性が広がっていくような改正をしてほしい。技術もさることながら、プロとしての可能性が格段に広がっていくのを感じた。

技術は本当に私の想像を超えるようなレベルの闘い。これから先はその技術をどう表現に活かしていくのかが重要に。


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