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【スケートで学ぶロシア語】ロシア人の名前について

とくにニュースもないので、ロシア人の名前について簡単にまとめてみました。

ロシア人の正式な名前


ロシア人の名前は、通常3つのパーツからできています。

・名
・父称
・姓

だいたいこの順番で呼ばれることが多いです(契約書などでは姓が最初に来たりもします)

例えば、プルシェンコでいうと、
 
名・姓・父称・
Евгений・Викторович・Плющенко
イヴギェーニィ・ヴィークタラヴィチ・プリューッシンカ

※発音をなるべく正確にカタカナにするとこんな感じでしょうか

ここに、日本にはない父称というものがあります。父称は、その名の通りお父さんの名前からとったもので、「~の息子」「~の娘」的な意味な表します。ですので、プルシェンコの例を使うと、

プルシェンコ家、ヴィクトルの息子エヴゲーニー

てな具合になります。男性の父称は「~ヴィチ」、女性の父称は「~ヴナ」。

というわけで、プルシェンコの息子のサーシャ君は、アレクサンドル・エヴゲーニエヴィチ・プルシェンコになるわけです。

日本人の名前からでも作れますよ。例えば、小塚崇彦であれば、お父さんは嗣彦なので、

タカヒコ・ツグヒコヴィチ・コヅカ

とりますし、佐藤有香であれば、お父さんは信夫なので、

ユカ・ノブオヴナ・サトー

になります。


ロシア人の愛称


ロシア人の正式な名前は上に書いたとおりですが、ロシア人スケーターのインタビューを読んでいると、これとは違った名前が出てきます。またプルシェンコの例をとると、ミーシンのインタではエヴゲーニー、プルシェンコのほかに「ジェーニャは~」という言葉がよく出てきますね。

この「ジェーニャ」は、彼の名前の「エヴゲーニー」に対応する愛称と言います。愛称といっても、最近ではそんなに親しい間柄でなくても使うようになってきています。若いロシア人スケーターに声援を送りたいときは、この愛称を使って構いません。

問題は、エヴゲーニー⇔ジェーニャのように、外国人には想像もつかない、似ても似つかない愛称になる場合が多いということ。これは覚えるしかないです。というわけで、代表的なスケーターの愛称一覧を作ってみましたのでご参考まで。

名前代表的な愛称
エヴゲーニー(プルシェンコ)ジェーニャ
マクシム(コフトゥン)マックス
コンスタンチン(メンショフ)コースチャ
アルトゥル(ガチンスキー)※あまり使わない?
アーチャ
セルゲイ(ヴォロノフ)セリョージャ
アリョーナ(レオノワ)※アリョーナがエレーナの愛称
エリザヴェータ(トゥクタムィシェワ)リーザ
アデリナ(ソトニコワ)※そのままが多い?
アデーリ、アデリンカ
ユリヤ(リプニツカヤ)ユーリャ
アンナ(ポゴリラヤ)アーニャ
エレーナ(ラジオノワ)レーナ




呼びかける名前の使い分け


親しい人や名前を呼び合うのは愛称が一般的です。プルシェンコだったら「ジェーニャ」。また、公式な場では正式な名前が使われます。病院や役所での呼びかけは、「エヴゲーニー・プルシェンコ」になるでしょう。

もう一つ覚えておかなくてはいけないのは、敬称です。日本語の場合は「~さん」、英語の場合は「Mr.」「Ms.」をつければ良いのですが、これにあたるロシア語の「ガスパジン」というのは、通常外国人にしか使いません。

ロシア人同士での敬称にあたるのが、名前+父称の呼びかけです。フィギュアスケートの記事だと、コーチの名前を呼ぶときにこの名前+父称が使われますね。ミーシン・コーチだと、アレクセイ・ニコラエヴィチになりますし、タラソワ・コーチならタチヤナ・アナトリエヴナと呼びかけるのが丁寧でしょう。

ただ、若い人に向かってこう呼ぶのはちょっとおかしなことになります。敬意を込めるからといって、プルシェンコに向かって「エヴゲーニー・ヴィクトロヴィチ!」なんて呼びかけると、恐らく彼は苦笑して「おいおい、僕はそんなおじいちゃんじゃないよ!」と言うんじゃないかと思います。そこそこ上の方に使うのが吉。

あんまりまとまりがないですが、ご参考まで。

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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