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プルシェンコ・インタ×2とピセーエフ・スケ連会長コメント:オリンピックの1枠について

昨日のロシア選手権、男子シングルはプルシェンコはミスがあり2位に終わりました。演技後、プルシェンコは「オリンピック個人戦はコフトゥンに譲る」という発言をしました。

演技後のプルシェンコ・インタビューが2件あったので、それを抄訳してみました。また、これに対するピセーエフ・ロシアスケート連盟会長の発言もありましたので、こちらも掲載します。

オリンピック代表について、これまでロシア・スケート連盟側からもいろいろな発言がありました。以前訳した記事で、これについての言及があったのですが、この方向と一致しているようです。


このオレグ・アナトリエヴィチ(ニーロフ)に付け加えると、現在ISUのルールについてスポーツ界では様々な検討がなされているという。(もし出場スケーターが病気ないし他の客観的な原因により出場できない場合は)競技の抽選までに出場スケーターを補欠に変えることができるというルールだ。このルールは、アメリカがすでに2006年のオリンピックで使っている。女子シングルの第一代表として5回の世界チャンピオンであるミシェル・クワンの名前が挙げられていた。彼女はオリンピック開会式にもアメリカ代表の一員として参加したが、開会式の2日後に、ミシェル・クワンは病気になり、補欠第一位であったエミリー・ヒューズに変えられた。

男子シングルの抽選は国別対抗戦の後に行われることから、ソチ・オリンピックでは一定の状況下でエヴゲニー・プルシェンコもマクシム・コフトゥンも出場できることになる。
プルシェンコかコフトゥンか - 論評



また、プルシェンコはユーロには出ないようです。そうなると、ユーロの代表についても議論を呼びそうです。

では、プルシェンコのインタ×2と、ピセーエフ・露スケ連会長のコメントをどうぞ。

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エヴゲニー・プルシェンコ:オリンピックは国別対抗戦を選びたい。若く将来性のあるスケーターに個人戦は譲る


http://www.team-russia2014.ru/article/figur/13875.html

今日はミスが多かったが、その原因とミスの修正方法はわかっている。もっとプログラムを滑りこまなくてはいけないということだ。今日はなぜか足、特に筋肉が動かなかった。おそらく、大会で長いこと滑っていなかったからだろう。4回転ができたのは良かったが、その代わりその他のミスを多くしてしまった。しかし、練習してもっと滑りこむ時間はある。ショートプログラムにはとても満足している。フリーは少しがっかりした。目の前には大きな仕事がある。プログラムを滑りこむこと、筋肉の動きを分析すること、なぜ筋肉が動かなくなったのか。しかも練習の時にはすでにそうだった。

(エヴゲニー、欧州選手権には出場しないとおっしゃいました。オリンピックでは団体戦か個人戦かを選びますか?)
ユーロには行かないつもりだ。いかなる場合にも。オリンピックでは団体戦を選んで、若く将来性のあるスケーターに個人戦は譲ろうと思う。僕は理性的に判断し適切に全てを評価している。僕にとっては団体戦に出ることで十分だ。ロシアは金メダルを狙える。

(若いスケーターというのはマクシム・コフトゥンのことでしょうか?あなたがそうだったように彼も輝けると?)
もちろん!ロシア・チームの若いスケーターはみな自分を素晴らしく発揮できるよ!しかも、マクシム・コフトゥンは将来性があり、素晴らしい4回転と滑りを持っている。精神面で対処できれば、もちろん輝けるよ!

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エヴゲニー・プルシェンコ:どんな決定でも受け入れる用意ができている。前向きなものでも、ネガティブなものでも。


http://www.team-russia2014.ru/article/figur/13887.html

演技したあとにはもう、僕の上を行く人がいるかもしれないと想像した。今日の演技ときたらもう…。ライバルにとっては、勝利のために最小限のことをすれば十分だった。今日はいつものレベルでの滑りではなかった。はじめはもちろんすごくがっかりしたけど、今はもう普通の心境にいる。もっと練習しなくては、そうすればあとは人生が見せてくれるとおりになる。

(現在の状態はいかがですか?プルシェンコの時代は終わり、王は今はコフトゥンであると言う人が多くなるかもしれませんが。)
真剣に王座によじのぼるには、まずは十年以上世界の最高レベルで滑る必要がある。しかも立派に!その間ずっと勝って勝って勝ち続ける必要がある。また、観客や人々、国民に好きになってもらうことも重要だ。だから、急いでコフトゥンをキングと呼ぶことはしない。彼は素晴らしいスケーター、若く将来性がある。今日は、彼をまさにそう呼ぶのが正しいだろう。プルシェンコの時代は、当然のことながらいつか終わるものだ。僕は理性的だからそのことは理解している。でも僕はまだ戦っていたい。この敗北は僕の人生でもっとも重要なものではないけどね。競技大会とは責任あるもので重要なものだから、そのためにうまく行かなかったのかもしれない。もっと単純な気持ちで大会に臨む必要があった。でも大丈夫だよ!たぶん、ロシア選手権での優勝は10回で十分なんじゃないかな。

(このシーズンの最重要大会はオリンピックだと理解しています。どうその大会に出場しようと考えていますか?この問題に何らかの明らかな点はありますか?)
昨年のユーロにはスポーツの原則(註:大会順位のこと)にしたがって行くべきスケーターが出場したわけではなかった。高橋大輔も、全日本選手権では5位だったが、代表チームに選ばれている。でも僕はどんな決定も受け入れる用意がある。それがポジティブなものでも、ネガティブなものでも。決定権は連盟にあるからね!でも、正直言うと、人生で一番重要なことではもうない。生きていればわかるだろう。今のところはこの先を目指して準備を続けるつもりだ。

(今年のプログラムをオリンピックで素晴らしく滑れたら、何を得たいと思いますか?)
そうできたら素晴らしいことだよね!僕のプログラムを、感情をこめて、正確にコントロールされた動作と2つの4回転を入れて完璧にやり遂げられたら…、それ以上何も必要ないよ。

(ソチ・オリンピックはあなたの人生にとって一番重要なことではないとおっしゃいました。それなら何故、ここまで苦悩して、怪我と闘い、それでもなお滑り続けるのですか?)
試しているんだ。それに、重要じゃないと?もちろん、人生にはもっと重要なものがある。例えば、家族や、近しい人たちの健康とか。でも僕は何とかしようとしている。僕以外誰もしなかったことをしようとしている。うまくいくかもしれないし、いかないかもしれない。僕は努力全てを注いでいるから、うまくいくに違いない。でもそれはもう僕に掛かっていることではない。素晴らしい滑りができていれば、誰にもいかなる問題も起こらなかっただろう。しかし今は、いい加減なことを言ったり、僕の失敗に喜んだりする口実が多くの人にできてしまった。でもなんともないよ、そういう人たちにも食べるものは必要だしね。

(オリンピック代表についての決定が明らかでない状況で、練習を続けるのは大変でしょう)
僕には全てわかっているから…

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ピセーエフ:プルシェンコのオリンピックについての発言は、彼の愛国心を示している。


http://sochi2014.rsport.ru/sochi2014_figure/20131225/710837477.html

(プルシェンコの発言は)彼の愛国心を示している。彼は自分自身よりもチームを代表して出場したいと思っていて、そのような考えは支援すべきである。私は完全に彼の側にいるし、その発言は公平なものだと考えている。

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ピセーエフ:プルシェンコは、オリンピック代表をコフトゥンに譲ると感情で話している


http://sochi2014.rsport.ru/sochi2014_figure/20131225/710866070.html

スケーター全員がルールを正確に知っているわけではない。エヴゲニーは感情で話している。もちろんプルシェンコはオリンピックに出場したいと思っていて、まず国別対抗戦を挙げて、それに出たいとしている。今後のこと全て、彼の健康状態にかかっている。

しかしいずれにせよ、誰が主要な出場者となり、誰が補欠となるかについて、最終的な決定は欧州選手権のあとに採択される。状況の複雑さを考慮して、決定のため特別に専門家委員会が設置された。全てを比較・分析することになる。

欧州選手権では、プルシェンコがすることは何もないと考えている。単に体力が十分でない可能性がある。

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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