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マクシム・コフトゥン:「新しいプログラムに取りかかるのが待ちきれない」

ワールド男子フリーが終わって、羽生が優勝、町田が2位とワンツーフィニッシュでしたね!いやー、本当に素晴らしい演技を2人は見せてくれました。特に町田はショートとフリーを揃えてくれて涙が出ましたね。あと、ジェレミー・アボットが優秀の美を飾ってくれて本当に嬉しかった。

今シーズンの男子のベスト・プログラムは町田のショート「エデンの東」ですね。

さて、今回のワールドではマクシム・コフトゥンがなんと4位に入って、ロシアに待望の2枠をもたらしてくれました。演技にはミスがあって100%の出来ではなかったのですが、それでもいい演技を見せてくれました。コフトゥンのインタビューについては、ロシアぶろぐ(仮)さんで訳されているものがありますがそれとは違うインタを訳してみましたので、紹介します。

ジュニアでやってたのに、昨年のシニアワールドに急遽出場することになって、オリンピックの枠取りという重責を一身に背負ったコフトゥン。「できないプログラムじゃなくて、できるプログラムを組めるのが嬉しい」という言葉に、この1年半背負ってきたものの大きさがうかがえます。

タラソワコーチのコメントはこういうものでした。



ここ1年半の経緯については、うーん、左側の人物別タグの「プルシェンコ」と「コフトゥン」を見るとちょっとわかるかも?

来シーズンのプログラムがすごく楽しみですね!
それでは、以下、どうぞ。

* * *

マクシム・コフトゥン:「新しいプログラムに取りかかるのが待ちきれない」


エレナ・ヴァイツェホフスカヤ、さいたま
http://winter.sport-express.ru/figureskating/reviews/42777/

世界選手権
フリーで最初に予定されていた4回転サルコウの失敗でも、コフトゥンをひざまずかせることはまったくなかった。いずれにせよ、コフトゥンがミックス・ゾーンで記者の前に現れたときには、表彰台まであと一歩のところに留まったことに失望しているような表情は彼の顔からはまったくうかがえなかった。

4回転サルコウのパンクについて、コフトゥンはこう語った。

本当は、2つめの4回転ジャンプ、トウループの方がもっと心配だった。ショートでもそうだったんだけど。サルコウには自信があったから。サルコウは練習でもウォームアップでも問題はなかった。入りをもっと厳格にしたいと思っていた。ウォームアップで試したときはうまくいっていた。最後の跳び上がる部分、エッジからトウに出る直前に、足が突然震えたんだ。もう映像を見てみたんだけど、トウに出られずに、エッジの真ん中で跳び上がってしまっていた。こういうときはひどい転倒をするときもある。自分でも何度も見たことがある。ある意味で運が良かったとも言える。

(本当にがっかりしてないんですか?)
もらった点数は悪くないし、コーチの1人であるピョートル・チェルヌィショフは、目に見えて進歩があると言ってくれた。シーズン始めの大会でこんな失敗をしたら、プログラム全部がただダメになってしまっていただろうと。でも今回は最後まで滑りきって、すべてやり終えた。自分でも、他のエレメンツに影響を出さずに、滑りながらミスを分析することを覚えたと滑りながら感じた。

今はもう新しいプログラムに早くとりかかりたくてたまらない。来シーズンの大会でやろうと思っている新しいエレメンツの数はかなり多い。ずっと練習してきたから、持久力の面でも、ジャンプの面でも、スケーティングや表現の面でももっと上に行くことができると自分で感じている。

(新シーズンはどこから始める予定ですか?)
まずは体力と持久力をつける訓練から。すでに何人かの専門家と話をつけているけど、詳細にはまだ話したくない。

(4位という順位には満足していますか?)
日本に来る前から、どの順位になるかというのはそこまで重要じゃないと話していた。実際にそのとおりだ。なによりもやりたかったのは、2つのプログラムをクリーンに滑りきることだった。この課題が100%できたとは言えないけど、コーチはパフォーマンスを見て喜んでくれたようだ。ただ、物事の見方がちょっと違っている。自分では、理由は明らかだけど具体的な演技についてはあまり満足していないという評価。コーチはもう少し先を見ていて、その意味でこの結果を前向きに受け止めている。

良かったと思えることもいくつかある。まず、ミスのあとに集中力を失うことがなかったこと。2つ目は、かなり体力をつけたということ。シーズン始めよりもプログラムを滑るのがかなり楽になった。緊張に対処することも覚えた。でも、その意味で日本というのは、演技をするのに簡単な場所ではないけどね。日本ではいつも観客がとても多いし、暖かいんだ。いつも練習してるCSKAは、リンクの温度はだいぶ低いし滑るのもシンプル。蒸し暑さの一番の問題は、頭がすぐに疲れてしまってぼうっとしてくることだ。でもそれにも慣れることができた。

(フリーで3回めの4回転をしなかったのは意識的なもの、滑りながら決めたことなんでしょうか?)
もともと決めていたとおりであれば、もちろん3回めのジャンプをするはずだった。プログラムがそういう風になっているのだから。でも実際は、余計なプレッシャーなしに滑りきってシーズンを終えたいと思った。頭の大半はもう新しいプログラムの準備に集中している。

(新しいプログラムではまた4回転を5回跳ぶつもりでしょうか?)
もちろん。4回転のほかにも、どうやってフリーの難易度を上げるか一連のアイディアがある。例えば、プログラムの後半にトリプルサルコウがあるけど、その代わりにループの3連続を入れることもできる。それで4-5点の代わりに9点。トリプルサルコウは、最後のダブルアクセルの代わりに入れてだいたい2点は積み増せる。もしかすると、クワドフリップも試すかもしれない、できるから。でもそのためには体力が必要だ。プログラムの最後まで体力が持たないんじゃないかって思わないくらいの。

(今年、何で一番力を付けましたか?)
全ての面。今、ときどきシニアの最初のシーズンのことを思い出すけど、いつも何かの事件に巻き込まれていた。とくにワールドについては、今でも一つ一つを思い出せる。ワールドに出ないで、ジュニアでシーズンを終えても良かったのかもしれない。でも、青信号が出ていたから出場した。本当は最後まで滑りきれないプログラムだったけど、這ってでもやりきろうとした。観客を見るのも恐怖だったし、いったい何が起きてるのか、自分で何をしているのかさえもまったくわからない状況だったのを覚えている。今は大きな大会で出て歓びを感じられるようになったと本当にわかった。

(それがあなたに起こったのはどの瞬間でしたか?)
グランプリ・ファイナル。ショートでミスをして、最後までやらずに今すぐにでも家に帰りたいと思ったくらいがっかりした。そのとき、エレナ・ゲルマノヴナ(ブヤノワ)コーチがずっと話してくれた。失敗して、ミスを修正しながら自分の人生を建てていくのだって。それで、結果を全然考えずに滑ることにした。それで、演技することがどれだけの歓びなのかということを理解して驚いたんだ。

いつもこう上手くいくわけじゃないけど、それでもそれは1つの経験だった。例えば、欧州選手権ではひどく緊張していた。期待されていたものがあまりにも大きかったから。たぶん、それで上手くできなかったんじゃないか。今回も、やりたかったこと全部がきっちりできたとは言えない。ときにはちょっときついこともあって、そういうとき、表現を加えなくちゃいけないところでは呼吸を整えることだけを考えることた。でもそれでうまくいくんだ。

(「いつも何かの事件に巻き込まれていた」と表現されましたが、そういったときには、あなたが壊れてしまうんじゃないかと思っていた人も多かったようです。その域に近いと自分で感じられた時期もあったんじゃないでしょうか?)
どんな状況でも、そんな考えを通してはいけないということは知っていた。あきらめることへの第一歩は、そう考えることだと思って、本当に戦っていたから。でも思いとうのは強く乱されることもある。例えば、グランプリファイナルは、はっきりと覚えているんだけど、滑りたいという気持ちがとても強かった。その瞬間をずっと待っていたんだ。でもウォームアップで突然その意欲がどこかに消えてしまったと感じて、自分に腹をたてたよ…。そしてもちろん、サルコウの失敗で撃ち落とされてしまった。息も乱れるくらいになって戻さなくちゃいけなかった。もし跳んでなかったら、プログラムの残りの部分の滑りはもっと楽だったと思う。

(ワールドの3日間、ミックス・ゾーンに出てくるスケーターの多くは「やっと終わった」と同じ言葉を言いますが、似たようなことを感じていますか?)
いや。このシーズンには満足していて、いつ新しいプロに取りかかれるか待ちきれない。音楽もあるし、アイディアもあって、全部気に入ってる。自分が今実際にできているエレメンツでプログラムを組めるということが何よりも嬉しい。

(シーズン後の休暇は予定されてますか?)
ええ、でも2つのプログラムを振りつけた後になる。6月1日には南の島に飛ぶよ。8日間もね。


テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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