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エレーナ・ブヤノワ:「ソトニコワは、何が欲しいかをいつも知っていた」(4)浅田のフリーの滑りは、お母様がまさに夢見ていたもの

ソトニコワのコーチ・ブヤノワのインタ、最後です。浅田と浅田のお母様についてのコメントが印象的です。ブヤノワ・コーチは、コーチという仕事の辛いところ、迷いについてを率直に話されますね。

また、ロシアのメディアに対して「日本のファンに感謝をしている」と言ってくれているのが、本心からの発言なんだなと思って嬉しく思いました。

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エレーナ・ブヤノワ:「ソトニコワは、何が欲しいかをいつも知っていた」


http://winter.sport-express.ru/figureskating/reviews/43758/
エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ

(続き)

(浅田がそんな風にオリンピックの金メダル目指してあと4年もフィギュアスケートにとどまることを望んでいますか?)
私にとって、真央はいつでもちっちゃな女の子のまま。かつて私たちのCSKAリンクにお母様に連れてこられたときの。彼女のことはとても好きだけど、オリンピックを3回連続でここまで高いレベルのまま出場しつづけることは、彼女にとって極めてつらいことだと理解している。もしかすると、浅田が、今回のショートで起こったような、深い「穴」に落ちてしまったのは、フリーでのまったく魔法のような滑りを私たち全員に見せるために必要だったのかもしれない、なんてことも考えたりもした。だって、まさにこんなスケーティングを彼女のお母様は夢見ていらっしゃったのだから。モスクワを訪問した際に、そんなことをずっと話していらっしゃった。お母様が亡くなられたときから、真央は、この夢で生き続けてきたんだと私は思っている。

(アデリナがモスクワに戻ってきて、リンクに来たけれどももうこれ以上滑りたくないと言ったらどうしますか?)
それは彼女の権利。今のところ、彼女自身は続けることに非常に強い意識を持っている。ワールドのタイトルも、ユーロのタイトルもないから、その空白を埋めたいと言っている。今はショーに出るのが楽しいみたいで、その中でどんどん可能性が開けてきている。チェルヌィショフは3日間で彼女に素晴らしいショー・プログラムを2つ振りつけてくれた。正確に言うと、3晩だけど…昼間は練習で埋まってるから。そして今、フィギュアスケートがどれだけの歓びをアデリナにもたらしはじめているのかを目の前で見ている。どの演技もスタンディングで歓迎してもらっている。そのおかげで、今でもずっと続いているインターネットでのネガティブな情報すべてを上回る補償になった。このことたった1つだけでも、私は日本のファンの皆さんにとても感謝している。

(アデリナがあるインタビューで、もっと難しいジャンプに挑戦したいと言っていました。コーチとして、それはうまくいくとお思いですか?)
挑戦するというのは、プログラムに入れるということではない。でも、どうしてダメなのか?できるかもしない。ただ、そういったことは、夏の合宿が終わって、アデリナのコンディションがどうなっているかがわかってから言えること。もちろん、彼女にはその余力はある。

(グランプリはどの大会にアデリナを出すことを計画していますか?)
私たちには選ぶ権利がない。その権利があるのは、ワールドに出て上位6位に入った人だけ。このことをニーナ・モーゼルとも話して笑ってたんだけど、ターニャ・ヴォロソジャルとマクシム・トランコフも同じ状況だから。オリンピック金メダリストが1大会しか権利をもらえないなんて。もちろん、2大会目も金メダリストはたぶん呼ばれるだろうけど、選択肢はないの。

(あなた自身は、この先4年間のつらい仕事に取り組む準備はできていますか?)
正直言うと、考えるのも恐ろしい。今はまだまったくリンクに行きたいという気持ちが起きなくて、心の底では、スケーターがショーに出向いていることをとても嬉しく思っている。いきなり仕事がすごく増えてしまって…いったいどうやってこの仕事と練習を一緒にやっていけるのか全くわからなくなることもある。

(あなたがずっと家にいることに家族はまだ愚痴をいってませんか?)
今は私がとても静かにしていて、夫と息子は全く慣れていないみたい。私のことに気づかないときもあるほど。また働き始めるのは大変だとはわかっている。いずれにせよ、こういった状況を毎年経験しなくてはいけない。休暇後、最初の1週間はだいたい頭のなかでは仕事を辞めるつもりになっている。毎日。こんなこと、絶対に耐えられないって。でもその後突然また関心が現れて、またリンクに住み始めることになる。

(終)

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

プルシェンコはモルディブに行った。6月中旬にはリンクに戻る。(ミーシン) | Home | エレーナ・ブヤノワ:「ソトニコワは、何が欲しいかをいつも知っていた」(3)

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