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アデリナ・ソトニコワ:「滑り続ける。心配しないで」(3)注目度とプレッシャー

ソトニコワのインタ、第3部を紹介します。あと1~2回で終わります。小出しにしてすみません。

ブヤノワコーチのインタでもありましたが、今シーズンは辞める一歩手前まで行っていたみたいですね。

* * *

アデリナ・ソトニコワ:「滑り続ける。心配しないで」


http://rsport.ru/interview/20140515/746154385.html
マリヤ・ヴォロビヨワ/アンドレイ・シモネンコ

(続き)

一番責任の重い瞬間に、全てを捨てること - 大きな勝負

(AS:2・3年前、シニアのキャリアを始めたばかりの頃は、期待されていたほどうまくいかないことが多かったと思います。オリンピックの前のシーズンは特に難しかったでしょう。オリンピックシーズンもミスがありました。危機的な時期は大変だったのではないでしょうか?おそらく、全部手を切ってしまいたいと思った瞬間もあったのでは。)
そうしたかったこともある。というか、ほとんどそうしてた。このシーズンの初め、Japan Openから戻ってきたときとか。フリーの滑りが本当にひどかったから。エレーナ・ゲルマノヴナ(・ブヤノワ)とその後で話した時、言われたの。もし何かやり遂げたかったら、何かしなくてはいけない。そうしたくないのなら、何もしなくていいと。でも考えた。滑りに集中できないのなら、なんでこんなことやらなくちゃいけないのか、全部捨てちゃってもいいって。コーチに電話して、「ごめんなさい、でも私辞めます」と言う考えもちらついていた。

(MV:電話はしたのですか?)
いえ、その後練習に行って、滑り始めて…。自分にもう一度グランプリで滑るチャンスをやろうと思って。中国に行って、ショートはすごくいい滑りで。よかった、これでフリーも行ける、と思ったんだけど。ああ、また…。でも結局2位に入って、それから思ったのは、グランプリ・ファイナルに行けたら続けようって。それからフランスに行って、そこではショートがひどかった!フリー前の朝を覚えてる。練習ではただ滑っただけ。それから一人で散歩に出かけて、ママと話して、気分はもう、どんな滑りをしようがもうどうでもいいって気分だった。でもウォームアップに行ったら、急に戦車のようにどっしりと落ち着いた気分になって。無関心でも滑りは凄い良い、なんてこともある。ロシアのファンの叫び声が聞こえて、そう、パリまで来たんだからと思ったのを覚えている。スタートのポーズをとって、もういい、もうちょっとだけ滑ろうって。あと4分10秒くらいはねって(笑)。それで、全部うまく行った最後に思ったのは、これは何だったのだろう?ってこと。結局ファイナルに行けて、この先も滑るのかって思った。ファイナルでは、ショートは本当に華麗に滑れた。パリではフリーが素晴らしかったことを思い出した。また同じように滑らないとと思い始めたら、緊張した。それがすごい邪魔だった。でも、ミスをしてしまったあと、もう迷いは全然なかった。この先にはロシア選手権があるってすぐに思ったから。

(AS:どうやって危機的瞬間を乗り越えるか、スケーターにかぎらずアスリートにアドバイスするとしたらどう言いますか?自分自身を掘り進めて、他のすべてをオフにして、あとは?)
もしそのアスリートが、当てにされているような人で、責任を感じているようであれば、もちろん数日それを切ってみること。どこにも行かないで、練習後ただ横になること。スポーツのことではなくて、違うことを考えること。もしスポーツじゃなかったら、何をしていたかと将来について。ちょっと泣くのもいいかもしれない。感情のいいはけ口になる。

(MV:当てにされているアスリートが責任ある瞬間にすべてを捨てる権利はあるのでしょうか?)
もちろん、ない。大勝負だから!オリンピックが終わるまでまって、それから決断すべき。責任ある大会の前に捨てるのはもちろんダメ。

(AS:いつあなたにオリンピックの希望がかけられるようになったのか覚えていますか?)
2009年から始まった。

(AS:それからモスクワ中であなたの広告が見られるようになって、グランプリ・ファイナルの顔となりました。耐えるのはつらかったでしょう。)
そう、広告に自分をみるのはちょっとつらかった。

(MV:でも、オリンピック・シーズンと、その時では状況が違いましたか?どちらがつらかったですか?)
その時のほうがつらかった。

(AS:エレーナ・ゲルマノヴナ(・ブヤノワ)は、こんなクレイジーなまでの注目は言うまでもなく余計なことだけど、この経験も試練かもしれないと思いだし言っていました。)
そんなこと思ってもなかった。試練だとか、学ぶとか…。ただ距離を置きたかったけど、うまくいかなかった。常にそういったことすべてがプレッシャーで、本当につらかった。でも、面白いのは、新しい人が現れたとたんにすぐに全部忘れられちゃうの。注目度をまた上げようとしてみても、全然うまく行かない。で、とっても悔しい(笑)。あのユーリャが出てきてから、彼女の方に愛されるようになった。私よりちょっと若いしね。あの強烈な柔軟性を見せるとみんなが歓喜(笑)。今は、ほら、アーニャ・ポゴリラヤも出てきた。でも、こんな感じがずっと。前はアリョーナ・レオノワがいて、私とリーザが出てきて、そしてまた別の女子が来る。その前にはイリーナ・スルツカヤがいた(笑)。そのとき、私たちの誰もいなかったはず。

(MV:そのプロセスは避けられないものですが、そういった状況への自身のアプローチを変えることはできますか?)
できる。私は変えた。もうそういったものにはだいぶ落ち着いて対処してる。

(続く)

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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