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ゴンチャレンコ:「煮えたぎった鍋に飛び込むのは恐ろしいけど、私たちはそこで煮こまれている」(前):ラジオノワ・プロクロワの近況・新プログラム

ロシア・スケート連盟のウェブサイトに、ラジオノワやプロクロワのコーチをしているゴンチャレンコのインタビューが載っていたので紹介します。

ラジオノワのラフマニノフ、早く見てみたいですね!プロクロワの怪我は心配です。

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インナ・ゴンチャレンコ:「煮えたぎった鍋に飛び込むのは恐ろしいけど、私たちはそこで煮こまれている」


http://fsrussia.ru/intervyu/114-inna-goncharenko-strashno-prygnut-v-kipyashchij-kotel-no-my-tam-varimsya.html

(インナ・ゲルマノヴナ(・ゴンチャレンコ)、合宿には誰が参加しているのですか?)
レーナ・ラジオノワ、シューラ(アレクサンドラ)・プロクロワ、ダーニャ(ダニール)・ベルナジネル*、ヴォヴァ(ウラジーミル)・サモイロフ、アルスウ・カユモワ、それからヴィカ(ヴィクトリヤ)・ベズルコワ。といっても、レーナは火曜日に日本に飛んでいった。長くはないけれど。

シーズン終わりにかけてレーナはとてもいろいろなところから呼ばれるようになった。様々なショーやエキシに参加してきた。私たちはこの件についてはそんなに経験があるわけでもないし、専門家だってどんなオファーがどれだけ続くかなんて知らなかったものだから、最初のうちは誰に対しても断ったりしていなかった。その結果、出演がとても多くなってしまって。それでも、新しいプログラムをざっと作ることはできた。

この合宿では、振付のエレナ・スタニスラヴォヴナ・マスレンンコワとイリヤ・アヴェルブフと仕事をした。レーナはもうシニアレベルで滑らなくてはならなくなる。シニアのシーズン開始はジュニアより遅い。というわけで、準備を促す意味はない。時間に余裕はある。

(ラジオノワは若いスケーターなのに、もうこんなに注目されて、サインを求められたりファンも出てきていますが…。彼女は最近変わったでしょうか?)
私は気づいていない。ねえ、レーナは小さな頃から注目されていたの。どの年齢でも、責任ある重要な大会というものがあって、彼女はそれを勝ち続けてきた。

シニアではまだきちんと滑っていない。しかし、昨シーズン、誰もまだできていなかったジュニア・ワールドでの2連覇をレーナが成し遂げたのは素晴らしいこと。もちろん、彼女にとってはより大変だったでしょう。どんな困難に突き当たることになるのか、どれだけ自分を張り詰めさせないといけないのか、もう知っていたから。優勝を繰り返すというのは、その定義からしてより難しいもの。面目を失うわけにはいかないから。それに、その一歩一歩が追跡されて、意思にかかわらず常に注目の的になる。それに、ご存知かもしれないけど、レーナはブルガリアでのワールドに怪我をしてから行っていた。でも耐えて、なんとかした。

今は、もちろん、彼女自身に多くのことがかかっている。スケーターは成長する。両親やコーチの影響力が弱まってくる時期に彼女は入ってきた。コーチはもう上司でも指揮官でもなくて、戦友へと変わってきている。この状況においては、何が欲しいのか、何に向かっているのかを自分自身ではっきりと理解しなくてはいけない。今のところは、年齢のせいで、レーナは大部分気分屋。でも成熟するに連れて目標を持った人にならなければいけない。彼女自身もこのことを意識している。それが逃れることのできない客観的な事実だから。

(シニアでは多くの強力なライバルたちとラジオノワは競うことになります。そのことで彼女は不安になったりしていませんか?)
スポーツをするのなら、何のためにそれをやっているのかを理解して、ライバルは常に多いということを知っていなければいけない。みんなが練習をして準備を進めている。でも私たちも何もせずにただ座っているわけではない。問題は、誰が上なのかというところだけにある。

(会話の最初に戻ると、ノヴォゴルスクでの合宿の目的はどんなものでしょうか?)
集中すること。率直に言うと、今回は私自身もとても疲れた。通常、夏はそんなに休暇を取らない。多くても10日くらい。でも今回は3週間ほど「別れる」ことにした。この期間にみんなリラックスして、それに加えて成長したことがわかる。だから、主な目的は、集中して、練習に調整すること。

シーズン終わりに新しいプログラムをつくった。ダーニャ・ベルナジネルとヴォロージャ・サモイロフにはショートを、ヴィカ・ベズルコワにはフリーを、サーシャ(・プロクロワ)とアルスウ(・カユモワ)には両方のプログラムを。レーナについては言った通り。この量全部を覚えて、付け加えたり、変えたりしないといけない。

問題もあった。サーシャ・プロクロワの怪我。シューラ(・プロクロワ)は昨シーズンを素晴らしく終えていた。新しいプログラム2つを振り付けして、コスチュームに取り掛かっていた。でも練習を終える2日前にサーシャは練習で転倒した。滑っている時にトウが氷に引っかかって。フェンスにぶつからないよう変に捻ってしまった。それで、スケート靴も壊れてしまった。新しいので、まだ慣らしたばかりだったのに…。

(医者の診断は?)
最初は骨折はなくて強い打撲だと。でもその後他の専門家があまり良くない診断をした。転位はないけど骨折があった。もちろんみんなひどくがっかりした。誰よりもサーシャ自身が。休暇中はずっとギプスを付けたまま通して。今は治療中で、足を慣らしているところ。医者は合宿に来るのを許可してくれた。代表チームのスケーターを担当する第86病院がすべて指示してくれている。

(新しいプログラムについて言及されましたが、もう少し詳しく教えていただけますか?)

振付の段階というのは常にとても難しい。ただ単に音楽を見つけるだけじゃなくて、スケーターに合ったのを見つけないといけない。たとえば、ダーニャ・ベルナジネルのショートには、私たちの振付をしているエレナ・スタニスラヴォヴナ・マスレンニコワは、私の意見ではとてもオリジナルなもの、アルフレット・シュニトケのポルカを提案してきた。以前にこの作品を聞いたことはあったんだけど、私には教え子の誰にも方向性が合わないと思った。でも彼女が「やってみましょう」と知的に主張してきた。それで、悪くないものができた。

レーナ・ラジオノワのショートはフラメンコ。でも、クラシック・バージョンではなくて、現代的なもの。観客を芸術性で喜ばせることのできるような、ちょっと愉快な感じ。フリーは、対照的に、セルゲイ・ラフマニノフの音楽を選んだ。いくつかの作品を組み合わせている。ある有名な映画の主人公が言っていたように、「そろそろ我らがウィリアム・シェークスピアに挑戦する」ことにした。

サーシャ・プロクロワのフリーはイーゴリ・ストラヴィンスキーの「火の鳥」。ヤナ・ホフロワとセルゲイ・ノヴィツキーの踊りがとても好きだったから、冬にもノヴィツキーに電話して、意見を聞いてみた。彼はかつて私たちを手伝ってくれていた時期もあって、みんなのことも知っているから、すぐに音楽の入ったCDを持ってきてくれた。私はイーラ・ジュクとサーシャ・スヴィニンとも話して、このことをどう見るか訊いてみた。彼らも反対しないと応えた。ただ、音楽は大きくはないけど少し変更はした。プログラムを作って、その後でわかったんだけど、チームのスケーターで誰かが同じ曲を選んでいたらしい。でもそんなことには誰も保険を掛けられない。

サーシャのショートはヒョードル・ボンダルチュクの映画「スパイ」のサウンドトラックで振りつけた。夫ががビデオクリップを見て教えてくれたの。面白いものに仕上がったと私は思う。これ以上は言わない。8月にはテスト・スケートがあるから、そんなに待たなくても良い。

(続く)

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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