無料アクセス解析

プルシェンコは5回目のサイクルに進む(中):ミーシンは僕の2人目の父親

昨日紹介したプルシェンコインタの続編です。前後編にするつもりでしたがちょっと長くなってしまったので前中後編としました。

ミーシンのくだりはちょっときましたね。

* * *

プルシェンコは5回目のサイクルに進む


http://www.rg.ru/2014/07/16/plushenko-poln.html
ニコライ・ドルゴポロフ

(続き)

(僕らはここで共に座って率直に話をしている。どうして自分を虐めるんだ?そんな意味があるのか?上手くいかなかったら、永遠の敵の誰かが吠え声を上げるだろう…)
全員に注意を払っていたら、結果なんてでてこない。ソチで競技を棄権してから、出場すべきだった、前に進むべきだったなんてことを騒ぎ始める人たちもいた。それがスポーツのことや、重い怪我のことなんかしらない普通の人たちだったら、単なる思い違いだろう。しかしこれがロシアで過去偉大だったスケーター、例えば最初に騒ぎ出したロドニナや、コーリャ・バルエフと言ったら…。そういえば、そのあとでロドニナとは少し話したよ。クレムリンでのオリンピック出場者が集まった舞踏会で、アレクサンドル・ジューコフ・オリンピック委員長からロドニナも含めスケーターたちに賞が与えられたんだけれども、その場で彼女は僕に寄って来さえしなかった。僕の目を見ることもしなかったけど、それは予期してたことだった。「イリーナ・コンスタンチノヴナ(・ロドニナ)、ちょっと待って下さい…」とお願いして、「批判に感謝します。僕も意地が悪くなったんですよ、いろいろと学びましたから」と言った。それで彼女は去ろうとしたけれども、丁重に抱き寄せて離さなかった。「イリーナ・コンスタンチノヴナ、あなたはプロのスケーターで、そんなに人気があるのに、どうしてあんなことを…」。ロドニナは「誤解があったの」と。僕は「でも受話器を上げて僕に電話してくれれば、全部説明したのに」と言うと、イリーナ・コンスタンチノヴナは「電話番号がなかったから」と応えた。こんな風に冗談めかして話したけど、彼女は全部聞いてくれた。彼女にしても居心地が悪くなってたんじゃないかな。2010年、バンクーバーの前にも、僕が復帰するのは不可能、全く不可能だと思っていた人もいるけど、彼女は全く同じようなことを僕について言っていた。まるで僕が彼女からパンや何かを奪うかのように。でも彼女はもう偉大な伝説で、僕の歴史はこんなだったから。みんなが好きになるような人ばかりではない。誰かには気に入られないこともある。Twitterでもときどき非難される。僕も読んで参考にはしてるけど、心の奥まで放ってはいけない。そうなったら何もうまくいかなくなる。そう、僕はこの道の上では今のところ1人だ。なぜ自分のことをいじめて、苦労して、トライして先に進むかだって?なぜそうしちゃいけないんだ?トライしてみてもいいじゃないか?それでもし前へと動くなら、怪我は全部治さないといけない。今、このシーズンは、もう壊れるところはない。人工的に埋め込まれた椎間板はすでに根付いた。ボルトもない。

若い奴らが滑るのを見た。

(どんな印象?)
もちろん素晴らしいよ。でも僕にも何かを変えたりもどしたりするために何年かある。新しいプルシェンコと新しいプログラムを作る。新しい振付師を呼ぶ。ちょっと考えてみる。

(ダヴィド・アヴドゥイシュはどうするの?)
彼は僕とともにずっといる。友人で、兄で、振付師だ。

(ではアレクセイ・ニコラエヴィチ・ミーシンは?父親?)
何の疑いもなく、父親だ。2人目の父で、僕にこの素晴らしい人生すべてを与えてくれた。(著者註:ここでジェーニャは黙り込んだ。鍛えあげられた彼でさえ、感情に対処するのは難しかった。) 彼とは長い長い間、肩を並べて、腰を並べて一緒に歩いてきた。僕のパパだ。(著者註:しばらくの間私たちはそのままで、息をついだ。)

(女子シングルでは、ソニア・ヘニーがオリンピックに4回参加して3度優勝した。ペアではロシアのイリーナ・ロドニナが3度優勝している。男子ではそういったのは思い出せない。アメリカのディック・バトンが2度優勝している。しかし、5回のオリンピックとなると…)
いや、ないよ。男子では確実に。

(そのことをヤナ夫人はどう思ってるんだ?説得されたりしない?もういいから、私や息子たちと一緒にいて、と。)
ヤナは、もし僕が健康なら、やらない理由はないって言ってくれている。家族は今だって一緒にいる。合宿にも家族と一緒だし、休暇だって家族と一緒だ。練習にもときどき来たりする。

(子だくさんの父親になったね?)
4人の息子がいる。あと2人娘が欲しい。今僕らはしゃべってるけど、コーリャとアンドリューシャは車で僕のことを待ってるんだ。今日一緒にペテルブルクに行くんだよ。そこで兄のエゴールが加わる。ちっちゃなサーシャとママはモナコの友人のところで休暇中。戻ってきたら、また一緒になる。

(もう休暇を取った?)
モルディブに行ってきた。ちょっと秘密を打ち明けるよ。狩りと釣りに熱中してるんだ。ペテルブルク郊外に50haの土地を買った。隣は猟師で、ちょうど狩りができるところなんだ。そこには四駆に乗って子どもたちと一緒に釣りにもいく。

(ジェーニャ、全然貧乏じゃないよね。)
日本人が僕の番組を作ってくれて、モスクワ郊外の新しい家を見てもらったんだけど、すごく高そうだって。僕はこう答えた。本当に長いことスケートをしてるからね、って。

(君のプランはいつも壮大だ。今は何に集中をしてるのか?練習?医者?治療?ショー?)
僕は常に目標を持っている。ヤナと、あともう1人のパートナーと一緒にとても大きなプロジェクトがある。自分の資金を投資していて、スポンサーはまだいないけど探してる。家族ショーなんだけど、このことはまた後で話すよ。もう1つの新しいプロジェクトは、テレビとの仕事なんだけど、それもまだ話すのにはちょっと早すぎる。プランはたくさんあって、将来実現していく。今は怪我を直して、家族と時間を過ごして、ゴルフをやって、人生を楽しんでる。たまにショーに出たり。それで、新しいシーズンへの準備をしている。

(続く)

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

プルシェンコは5回目のサイクルに進む(後)新プロ/ガチンスキー、ヴォロノフ、メンショフ/これからのこと | Home | プルシェンコは5回目のサイクルに進む(前)羽生は今でも僕が崇拝の的だと言ってくれる

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

2014/07/18 (Fri) 11:28 | # | | 編集

コメントの投稿


非公開コメント