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ロシア記事:氷上のグループ寸劇:スケーターにとって、1年で唯一のチャンス

国別対抗戦を紹介するロシア記事がありましたので紹介します。スケートに慣れ親しんでない人におすすめ、というのが面白いですね。

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氷上のグループ寸劇


http://www.gazeta.ru/sport/2015/04/15/a_6641017.shtml
エカテリーナ・クリニチェワ / Gazeta.ru

(抜粋)

国別対抗戦(正式名称はWorld Team Trophy)は2009年に始まり、いつも日本で行われている。ルール上は他の国でも開催できるのだが、その前例はまだない。本大会の普通とは違う形式は、世界で誰よりもフィギュアスケートとフィギュアスケーターを愛する日本の観客の関心を考慮して考えだされたものだと思われる。

ソチで初めて行われたオリンピックの国別対抗戦とは違い、本大会では、6カ国がそれぞれ、ペア1組、アイスダンス1組、男女シングルは2名ずつ出場させる。

日本のフィギュアスケートは強力なシングルが特徴であるが、ペア競技は日本の文化的特徴上、問題がある。余計かもしれないが、アスリートとしての大きな目的のため国籍を変えざるを得なかった川口悠子の経緯がそれを物語る。

とはいえ、こういった状況であっても、日本はこれまで開催された3度の国別対抗戦(2010年と2011年は開催されなかった)のうち1度、2012年に優勝している。その際、日本の代表チームには、現在では引退した輝かしい男子シングルの高橋大輔や、今は存在しない高橋成美/マーヴィン・トラン組のペアがいた。残り2度の優勝はアメリカ・チームだ。ロシアはまだ国別対抗戦で1度も優勝していない。

(システムと出場選手の説明は中略)

フィギュアスケートは、特にサッカーやホッケーに慣れた、予備知識のない観客にとっては、かなり堅苦しい、「冷たい」スポーツだとの印象をときおり与えるかもしれない。豪華な毛皮に身を包んだコーチ、音楽の多くは深いもの、スパンコールが散りばめられた衣装、演技後に氷上に投げ入れられる花、イメージや音楽への溶け込み具合に関する真剣な議論…。

ここには、試合開始前のビール注入もなく(もちろんOKだけど、なんかおかしいよね)、演技の最中には、「結弦、決めろっ!」といったようなものもない。バナーはどれも可愛らしく、善良で、アイドルたちへの愛にあふれている。

こういった背景の中、国別対抗戦は、大会の中で最も非公式のように見え、出場選手たちに憂さ晴らしをする機会を与えている。そのため、スケーターの中に、現実離れした理想のイメージだけでなく、生き生きとした、魅惑的な若人を見いだせる。スパンコールとシフォンに身を包んだ生活ではなく、ジーンズやスニーカー、Tシャツを来ている普通の人だと。

上記の輝かしい属性に加え、ここでは生きた、愉快な寸劇の雰囲気が加えられる。通常、この人生のお祭りの雰囲気はフランスチームが盛り上げてくれる。チーム待機所では、鶏を模した帽子のような素晴らしいイメージや、一番笑えるパフォーマンスと雰囲気がある。だから、演技の間の空白も退屈させてもらえない。

それから、もう1点。オリンピックでもチーム対抗戦があったが、フィギュアスケートはこれまでもこれからも個人競技である。しかし、人はみな、一番たちの悪いエゴイストであっても、人生で1度は、集団の一部であること、団体のケミストリー、仲間の肩とのぶつかりあいなどを感じたいと思うだろう。フィギュアスケーターも例外ではない。そして、この大会は、1年で唯一のチャンスである。

エリザヴェータ・トゥクタムィシェワ:真央はリスクを恐れず、フィギュアスケートを動かそうと頑張っていた | Home | エレーナ・ラジオノワ:日本が大好きだから、大会で日本に行けるのはとても嬉しい。

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