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ロシア記事:「浅田の包囲作戦」。トリプルアクセルでロシア女子を襲うのは誰か。

以前、「ロシア男子を待ちうけるメガ・モンスターたち -チャン、羽生、フェルナンデス、テン、ブラウン、ボーヤン-」という記事で、ロシア男子のライバルたちを紹介した記事を紹介しましたが、その女子シングル版がありましたので紹介します。

ロシア語のタイトルの「Asadny」というのは、「浅田」から形容詞を作った単語ですが、ロシア語ではほぼ同じ発音で「包囲の」「急襲の」という単語「Osadny」あり、これをかけたタイトルになってますね。



「浅田の包囲作戦」。トリプルアクセルでロシア女子を襲うのは誰か。


http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/849251
アンドレイ・ワリク / Sovsport.ru

女子シングル世界ランキングトップ4のうち3人がロシア人というのは、言うまでもなく、ロシアの氷上組織の然るべき誇りの理由となる。そして、ロシアには怖いものなしだという危険な幻想も醸成される可能性がある。しかし、ユーロのレベルでは、実際にロシア女子と競えるのは単純に誰もいないとしても、これからのグランプリシリーズについては、状況はそこまで晴れ上がったものではない…。


浅田真央(日本)

実績:2010年オリンピック銀メダリスト、3度のワールド金メダリスト、3度の四大陸選手権金メダリスト、4度のグランプリファイナル金メダリスト
特殊能力:トリプルアクセル、3A+2Tのコンビネーション


25歳の浅田真央、1年ぶりのスポーツ復帰は、10月初めの商用大会であるJapan Openで行われた。長きにわたった休みにもかかわらず、ジャンプについてはすべてなんの問題もないということを、この偉大な日本人ははっきりと証明してくれた。しかも、トリプルアクセルについてもだ。ということで、現行の世界女王であるエリザヴェータ・トゥクタムィシェワも、この点で浅田の前では明確な優位性を持っていない。それに、PCSでも浅田はロシア女子に負けることはないだろう。音楽性、滑り、振付についても、完全な秩序が保たれている。成熟した、美しい滑り。ジャッジも観客も愛するような。


アシュリー・ワグナー(アメリカ)
実績:2012年四大陸選手権金メダリスト、2014年オリンピック国別対抗戦銅メダリスト、3度の全米女王
特殊能力:3Lz+3Tのコンビネーション


ラファエル・アルトゥニアンの教え子である24歳のワグナーは、口が頭より早く回る点だけで秀でているわけではない。氷上でとても表現豊かで、滑りにスピードがあり、難易度の高いコンビネーションを跳ぶ。ただ、セカンドジャンプが回転不足になることも稀ではなく、ルッツの踏切もほぼ常にエッジエラーが見受けられる。これらの問題に何かでkりうだろうか?答えはまだ明らかではない。


宮原知子(日本)

実績:2015年ワールド銀メダリスト、2014年・15年四大陸選手権銀メダリスト
特殊能力:3Lz+3T、両方向のスピン


ミニチュアのような17歳の京都出身である宮原は、ジュニアレベルではスターとはなりきれなかったが、シニアに移行してすぐに日本の一番の希望の星となった。長所は、音楽性やスピン、興味深い振付(ローリー・ニコルとトム・ディクソンに感謝)。弱点は、ジャンプの高さがかなり低いことであるが、今のところは回転の速さで埋め合わせている。宮原はすぐにジャッジのお気に入りになった。そのため、PCSの問題は現時点で彼女にはない。回転不足(よくある)の判断についても、だいたいにおいては同じだ。上記のことを考慮すると、極めて危険なライバルである。


グレイシー・ゴールド(アメリカ)
実績:2014年オリンピック国別対抗戦銅メダリスト
特殊能力:3Lz+3T


反対のケース。ジュニア時代、ゴールドは素晴らしいジャンプの基礎、音楽のセンスそしてロシアのクラシックへの愛で専門家たちの感動を読んでいた。この多くは、オレグ・エプシュテインとアレクサンドル・ウリャシェフというロシアジン専門家との仕事のおかげであった。偉大なフランク・キャロルの指導下で、ゴールドの進化には少しブレーキがかかった。ワールドで、ゴールドは常に表彰台の隣にいるが、何らかのメダルを勝ち取ることさえもグレイシーは今のところどうしてもできていない。ただ、ソチ・オリンピック国別対抗戦での銅メダルは、悪くない慰めになったことには同意されるだろう。ゴールドは個性を持った興味深いスケーターだ。なんでもないところでミスをせず、(最近のJapan Openでそうだったように)ミスの後で崩れないことを覚えれば、メダルが彼女から消えることはなくなるだろう。この20歳のゴールドには、時間はまだ十分にある。


ポリーナ・エドモンズ(アメリカ)
実績:2015年四大陸選手権金メダリスト
特殊能力:3Lz3T、3Fハーフループ3S


ロシア人の血をひく17歳のポリーナ(母のニーナは結婚までトヴェリでフィギュアスケートのコーチをしていた)には、明らかにロシアの「構成要素」が優位である。柔らかな、ほとんどバレエのような腕の使い方。優雅さ、表現性。ただ、まだ筋力は足りないようだ。ポリーナはいつもジャンプを回りきれているわけではない。フリップのエッジの問題もある。つまり、まだ練習しなければいけないところがあるということだ。

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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