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[ロシア記事]セラフィマ・サハノヴィチの移籍 -世界最高のジュニア女子の一人が、なぜコーチを変えたのか-

今シーズン前にトゥトベリゼ・コーチの下から、最初のコーチであるピサレンコ・コーチの下に戻ったセラフィマ・サハノヴィチでですが、そこからさらにルカヴィツィン・コーチのところに移ったという情報があります。これまでの経緯をまとめた記事がありましたので紹介します。



3度めの新しいクラス。世界最高のジュニア女子の一人が、なぜコーチを変えたのか。


http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/847988
アンドレイ・シモネンコ / Sovsport.ru / 2015/10/08

フィギュアスケートのシーズンは始まったばかりだが、インターネット上ではすでに最初の大きな移籍が議論されている。2度のジュニアワールド銀メダリストであるセラフィマ・サハノヴィチが、アンナ・ピサレンコの下からエヴゲニー・ルカヴィツィンのチームへの移籍した。そこでは現在、2012年ワールド銀メダリストのアリョーナ・レオノワ、2014年ユーロ銅メダリストのコンスタンチン・メンショフ、今シーズンJGPS2大会優勝のドミトリー・アリエフが練習をしている。


「まずは何かやってみよう。語るのはその後だ」


15歳のサハノヴィチにとって、今回のコーチの変更は、ここ1年半で3回めになる。2014年春、ロシアのフィギュアスケートの最大の希望の一人であるサハノヴィチは、モスクワのエテリ・トゥトベリゼのチームへと移籍した。しかし、協力関係は1年しか続かなかった。これは、トゥトベリゼ・チーム最大のスターであるユリヤ・リプニツカヤや、昨シーズンジュニアワールドで優勝したもう一人の有望なスケーターであるエヴゲニヤ・メドヴェデワと、サハノヴィチがあたかもうまくいっていなかった、という話ではまったくない。

フィギュアスケート界であまりに人気のある陰謀説は、一つもここには適さない。移籍の理由は、単純に個人的なものだ。サハノヴィチの家族が、長期にわたって2つの都市に分かれて住むことができなかったのだ。モスクワかサンクト・ペテルブルクかを選ばなくてはならなくなり、セラフィマの両親は故郷のペテルブルクに留まった。そのため、サハノヴィチも2015年4月に最初のコーチのところに戻った。

しかし、そのコーチのところにも長く留まることはなかった。今週からサハノヴィチはルカヴィツィン・チームで練習をしている。ルカヴィツィンはSovsport.ruに対し、セラフィマがルカヴィツィンの貸切にセラフィマが現れたことを確認したが、それ以上のコメントは避けた。「まずは何かやってみよう。そのことについて語るのは後だ」とルカヴィツィンは強調した。


エッジの修正


ただ、これは移籍の理由がどこにあるのかをちょっと考えてみることを邪魔するものではない。理由の1つは次のように思われる。サハノヴィチには常に競争が必要だ。もちろん、大会には出ているが、フィギュアスケートでは練習でのスパーリングもとても大切だ。もしかすると、「あ、お前が4回転跳んだのなら、俺も4回転跳んでやる」というような考え方は、陳腐に思われる人もいるかもしれないが、それでもその考え方は有効なのである。ルカヴィツィンのチームでは、セラフィマは競う相手がいるのは明白だが、ピサレンコの下では氷上の女王であると感じていたかもしれない。フィギュアスケートでは、そういった感覚は、あくせく練習する意欲を向上させることはない。

2つめの理由は、サハノヴィチはたくさんのタイトルを獲ってはいるが、滑りにおいて技術的な弱点があることだ。特に、正しくないエッジで跳ぶルッツ・ジャンプ。このマイナスは、セラフィマが持つ数多くのプラスで埋め合わされているが、現在の女子スケートでは、シニアでもジュニアでも競争が激しく、1点1点が計算に入る。ルカヴィツィンには同様のエラーを修正する経験がある。たとえば、昨シーズンが始まる前にレオノワのルッツのエラーがなくなり、アリエフは正しいフリップを跳ぶようになった。

最後に、ピサレンコからルカヴィツィン・チームへの移籍は、セラフィマに余計なストレスを与えることはないと指摘したい。物理的に引っ越しをする必要はない。両コーチともサンクト・ペテルブルク・フィギュアスケート・アカデミーで指導をしており、サハノヴィチは同じリンクに立つことになる。周りのみんなは知っている顔だ。言い換えると、セラフィマは同じ学校の中で、クラスを帰るということだ。私たちは、セラフィマがどういった点数をとるようになるのか様子を見よう。


セラフィマ・サハノヴィチ 主な功績


2013/14シーズン - ロシアジュニア選手権金メダル、ジュニアグランプリファイナル銀メダル、ジュニアワールド銀メダル

2014/15シーズン - ロシアジュニア選手権銅メダル、ジュニアグランプリファイナル銀メダル、ジュニアワールド銀メダル

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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