無料アクセス解析

タチヤナ・タラソワ:今のところトリプルアクセルを跳べる女子は世界に2人だけ

GPSフランスで解説を務めるタチヤナ・タラソワが、ロシアからの出場者についてコメントしている記事がありましたので、男女シングル部分について紹介します。

※追記
 誤字のご指摘があり修正しました。ありがとうございます!



タチヤナ・タラソワ:リポートは毎回ゼロから始める


http://fsrussia.ru/intervyu/1413-tatyana-tarasova-kazhdyj-raz-ya-nachinayu-vesti-reportazh-s-nulya.html
オリガ・エルモリナ / ロシアスケート連盟公式サイト / 2015/11/12

(フィギュアスケート界でずっとキャリアを積まれており、たくさんの経験をされてますので、経験ある専門家として、大会リポートをするのも楽なのではないでしょうか。)

そうじゃない。いつもやっているようにやることに慣れただけ。毎回証明しなければいけない。そしていつもリポートはゼロから始める。準備して、いろいろ読んで、情報を集める。違うやり方ってある?ただ話すだけじゃなくて、見ている人たちに興味を持ってもらえるように分析して、もしかすると専門家でない人の視界には入らないようなところにアクセントを置く必要がある。

今はグランプリシリーズ大会を少し別な視点から見ている。ロシア選手の滑りを他の選手と比べて、ライバルたちのどこが進歩しているのか、アイスダンスでどうしてロシアが負けているのか、ペアではどうしてロシアがトップではないのかを理解しようとしている。ペアはみんなばらばらになってしまったシーズンだけど。まずは自分のためにこういったことを理解したい。ロシアのペアについては、トップ選手のプログラムは好きだけど、同時に問題もある。


(ロシアのスケーターに対してコメントするのは難しいものでしょうか。)


みんな知っている選手だから難しくはないのだけど、みんな応援してるだけに簡単ではない。少し冷静な頭で選手の滑りを見る必要がある。でも、私たちはジャッジではないのだから、それはできない。コーチであって、ファンでもあるのだから。


(ではロシアの参加者を紹介してください。女子からはじめましょう。リーザ・トゥクタムィシェワ。)

フランスでリーザが自分の滑りをできれば、ファイナルに行ける。昨シーズンの成功のあとで、彼女にとっては簡単には行っていない。でも、それでもリーザとアレクセイ・ニコラエヴィチ・ミーシンは素晴らしい。リーザの新しいプログラムは気に入ってる。ショートは今のところうまく馴染んでいないけど、リーザにとてもよく合っている。ショートの責任は重大。男子シングルのトップは、成功の頂点にいたいのであれば4回転を2つ入れられるよう努力しなければいけないし、女子なら、跳べるならトリプルアクセル。

今のところこの難しいジャンプを跳べる女子スケーターは世界に2人、リーザと浅田真央しかいない。しかし、トゥクタムィシェワと違って真央はトリプルアクセルをもうずっと跳んでいる。真央には他に方法がなかったから。真央のルッツはジャッジに認められなくて、0.0を付けられていたから、その点で最初から他のスケーターたちには遅れていたの。真央はただ、子供の頃から跳んでいた3回転半アクセルを自分のものにする必要があった。でないと、すべてを失うかもしれなかったから。リーザはルッツの問題はない。世界で他の誰も跳べないようなクリーンなルッツを跳んでいる。今シーズン、トゥクタムィシェワはアクセルに入るスピードも上げているように私には見えた。以前は機動軌道を少し小さくしていて、アクセルに入るセミサークルがもっと小さかった。でも今はリーザにとって難しいと思う。でも彼女はプログラムを引っ張っていき、どんどん加速して最後には鳴り響いている。そう私は感じている。リーザの滑りはより表現が深くなったというのが私の意見。スピンも良くなった。もちろん、練習すべき点はある。でも、フランスでリーザは両プラグラムで万歳をするような素晴らしい滑るを見せてくれると願っている。


(ユーリャ・リプニツカヤにとっても今シーズンは簡単ではありません。)

ユーリャがこの難しい瞬間をたえぬいて、プログラムのすべてをやりきって、前へと進むことを願いたい。ユーリャがファイナルに行けるかどうかは今は重要ではない。ユーリャには別の課題がある。彼女は滑って、回って、自分の体のこと、自分の体をどうやって機能させるかを明確にして理解しなければならない。リプニツカヤはとても才能ある人で、強い意思を持っている。どんなときにでも諦めたりしない。ユーリャをすごく応援している。


(グランプリフランス大会は、マクシム・コフトゥンにとって今シーズン初めての国際大会になります。男子ではとても強い選手たちが集まりましたが、マクシムのチャンスはいかがでしょうか。)

強い選手たちとは。ワールドと同じでしょう。そのせいでマックスがお手上げってこと?マックスはアスリートなんだから、他人を見る必要はない。自分で自分のへその緒を噛み切らなければ。自分ができることを自分に強制すること。なにもせずにすべてがうまくいくなんて考えずに。努力しなければなにもうまくいかないのだから。

今シーズンのコフトゥンのプログラムはペーチャ・チェルヌィショフが振付をしたのだけれども、素晴らしいプログラムに仕上がっている。私は夏に1ヶ月ノヴォゴルスクでマクシムと仕事をすることができた。それで、イーゴリ・ボブリンとナターシャ・ベステミヤノワをコフトゥンの練習に招聘した。2人が同意してくれて、時間を見つけてくれたことにとても感謝している。鮮やかで記憶に残るようなプログラムが出来上がった。マクシムのショートは大好き。滑りきれれば素晴らしいものになるし、マクシムはどうにかしてくれるはず。

ロシアからのもう1人の出場者はアレクサンドル・ペトロフ。グランプリの前の大会ではプログラム両方とも安定した滑りを見せたけれど、4回転は入れていない。4回転を跳ばないと。

(後略)

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

GPS4フランス男子SP(タラソワコメント付き):1宇野2コフトゥン3村上6ペトロフ | Home | アルトゥル・ガチンスキー:腕の骨折が治らず、いつちゃんと練習できるようになるのかまだわからない

コメント

コメントの投稿


非公開コメント