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エレーナ・ラジオノワ:転び方は教わったことがない(前)アスリートは早く大人になると思う/ユーリャはみんなが思ってるような「ハリネズミ」じゃない

GPS中国で3位になったエレーナ・ラジオノワのインタビューがありましたので、前後編で紹介します。振付の話とか面白いですね。

羽生結弦 × phiten RAKUWAネックX100 地球をイメージしたブルーの輝き




エレーナ・ラジオノワ:転び方は教わったことがない


http://www.sport-express.ru/figure-skating/reviews/937764/
エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ / Sport Express

(レーナ、あなたは外的状況が困難であるほど演技が良くなるタイプのスケーターのようですね。上海ワールドでも高い熱があったのに滑って銅メダルを獲りましたし、グランプリ中国杯では、フリーで3度の世界女王である浅田真央の上を行きました。)

困難のおかげでなんとか集中できて、気持ちの上で良い状況ができた。でも、もちろん困難なんてあまりないほうが良いけど。


(ご自身のスポーツ人生は困難だとお考えですか?)

いいえ。フィギュアスケートは私の人生で、その中でかなり多くのことに到達できた。練習も、趣味も、全部一緒に。他の人生はまだ知らない。


(フィギュアスケートに関する子供の頃の思い出はありますか?)

ええ、9月1日に、大きな花束を持って学校に行ったこと。どんな花だったはもう覚えてないけど。それで、最近また学校の演劇祭に呼ばれて、フィギュアスケートの話をすることになった。でも、今年から家で先生をつけて勉強してる。


(こんなに責任があり、自立した人生なら、自分のことを同年代の人よりもかなり大人だと感じることはありませんか?)

アスリートは早く大人になると思う。考え方が違う。それに、私の交流仲間も年上の友人ばかり。イリーナ・ゲルマノヴナ(・ゴンチャレンコ)は、私が小さい頃から2歳年上の子たちと一緒に大会に出場させていたから。


(アスリートには、ときどき子供の頃の思いが爆発することがあると聞いています。例えば、かつて夢見ていたおもちゃを買うとか。子供の頃はそういったことすべてがある程度奪われていたから。)

私にもあった。急にお人形で遊びたくなったの。ぬいぐるみにはあまり興味はなかったんだけど、お人形は…。数年前、何歳だったっけ、14かな?友達とこの企てを実現させた。長いこと夢見心地でバービーと遊んでた。今はそういった思いはもうないけど。


(北京では、あなたが楽しげに氷上でエキシ出場者と交流をしていたのに注目しました。偉大な人たちの中に入るのは気持ちの上で難しかったのでは?)

まず、英語を知らないという障壁があった。だからおしゃべりもかなりゆっくりでしかできなくて。まずはロシア代表チームの人たちと関係ができた。初めてチームに入った頃は、彼らにとって私もまだちっちゃな女の子だったから。それから英語を勉強し始めて、それで交流がすぐに楽になった。それに、対決することになるようなスケーターたちはみんなとても話し好きで、前向きだから。

私はまず、みんなと知り合いになることよりも、シニア大会の雰囲気を感じたかった。ジュニア大会はやはりまったく違うもの。組織のレベルも、責任の度合いも。


(北京では4Lzを跳んだボーヤン・ジンが観客に大きな印象を残しました。彼のことはどう思いましたか?同年代だとか、あるいはスターだとか?)

ボーヤン・ジンは素晴らしい。彼は今跳んでいるところに留まらないと思う。4回転ジャンプ全部できるんじゃないかと思う。彼のことは昔から知ってて、一緒にジュニアの大会にたくさん出場した。私が一番最初にジュニアグランプリ大会に出たのがクールシュヴェル(フランス)なんだけど、そこで初めてボーヤン・ジンを見た。すごく驚いたことを覚えている。彼はもう3Aや4回転を跳んでたから。それで私もコーチも彼のことを覚えてたの。


(北京で、ゴンチャレンコの代わりにアルトゥル・ドミトリエフと出場したのはいかがでしたか?)


実際、アルトゥル・ワレリエヴィチ(・ドミトリエフ)には、助けてくれたことにとても感謝してる。練習で彼の前で滑ったとき、的を射た指摘をたくさんしてくれて、本当に助かった。何年か前に、インナ・ゴンチャレンコが依頼してドミトリエフにCSKAに来てもらったときにも、私たちみんなのことを手伝ってくれた。ジャンプへの入りや技術的な詳細について助言してくれて。結局、誰の手に渡しを委ねて北京に送るべきか、コーチはよく知っていたと思う。


(ドミトリエフの選手時代の演技を見たことがありますか?)

いいえ。


(昔のスケーターたちの氷上の演技をみたいと思ったことはありますか?)

ときどきは思うけど、見たいもの全部を見る時間がいつも見つけられるわけじゃない。例えば、エカテリーナ・ゴルデーワがセルゲイ・グリンコフと組んでいたころの滑りも見たし、彼女が一人でショーに出たのも。彼女はとても好きだった。


(コーチのチームであなたは、スパーリングをすることなく事実上1人で練習しています。たまにでもそういったスパーリングをしたいと思うことはありませんか?)

練習でも競争が必要な人はいるかもしれないけど、私は特に急き立てられない。自分がしていることに強く集中しすぎているから。どの目標に向かっているのか、どのように練習をする必要があるのかをよく理解して、意図的に自分を急き立てることは必要ない。


(ライバルたちと仲良くしていますか?)

仲良くするとまでは行かないけど、合宿ではとても近づいてる。リーザ・トゥクタムィシェワやユーリャ・リプニツカヤと。ソチのテスト・スケートのときはユーリャと同じホテルの部屋だったんだけど、まったく違う面からユーリャを知ることができた。ユーリャはみんなが思ってるような「ハリネズミ」じゃない。

大会では、ライバルに対する敵意だとか、緊張感だとかは起こったことはない。ただ自分の仕事をするだけだと思う。自分がすべきことを。そしてそのあとで、周りを見て、他の人たちがしていることを追えばいい。


リプニツカヤは、成長と内的・外的変化のプロセスで、頭のなかにいろいろな混乱が生じたと話していました。あなたもかなり成長しているなかで、そういった問題はありませんか?)

そういったことを感じているとは言わない。でも、ときどきうまくできなくなることはあるけど、腕や足が滑りの邪魔になりはじめるという感覚はない。このプロセスでは同じことをしつこく繰り返す必要はないと思う。特に、自分では変えられないものについて。今は、コンディションを整えつつあって、もっと良い滑りができると感じている。ジャンプで転んだりしないようになれると。


(スケーターには正しい転び方は教えてもらえるのですか?)

私は教わったことない。自分でなんとか覚えた。


(どんな転倒が一番いやですか?)

たぶん女の子なら例外なく経験したことのある「子供の」転び方。ビールマンでスパイラルしてるときに、突然トウが氷に引っかかって、全身がふらふらして胸から前に転ぶやつ。その瞬間は足を下ろすのが全然間に合わない。そのときは、今転びそうとは思ってなくて、ビールマンのままリンク全体を滑りきらないといけないと思ってるから。

自分の前に両足が飛び出して尾てい骨から転ぶのもいや。でもこの場合、今はいろいろな器具がある。タイツの下にポリウレタンを付けてもいい。

(続く)

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

エレーナ・ラジオノワ:転び方は教わったことがない(後)今回、浅田真央とは知り合いになれた。昔は真央が私を見てくれるなんてありえなかった。 | Home | GPSフランス大会中止の反応:コフトゥン、トゥクタムィシェワ、リプニツカヤ

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