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[ロシア記事]22世紀へのジャンプ:羽生結弦がいかにスケートの革命を遂行したか

GPS日本大会での羽生の演技について、ロシアのインターネット大手ニュースサイトLenta.ruに論評記事が掲載されていましたので、該当部分を紹介します。

※追記(2015/12/5)
 「22世紀のジャンプ」から「22世紀へのジャンプ」に修正しました。



羽生結弦がいかにフィギュアスケートの革命を遂行したか
エカテリーナ・クリニチェワ / Lenta.ru / 2015/11/30

(前略)

日本の22世紀へのジャンプ

日本大会の最大の出来事となったのは、2014年ソチ・オリンピック金メダリストの羽生結弦が、2つのプログラムで322.40という夢のような点数を獲得して世界新記録を樹立したことだ。陸上や水泳と違い、フィギュアスケートではこういった功績は公式に記録されるものではない。しかし、いずれにせよそういった功績は注意深く追いかけられるものだ。

羽生は、新評価システム導入後初めて2つのプログラムの合計で300点を突破したスケーターとなった。2年前、この悲願の境界線に限りなく近づいたのは、カナダのパトリック・チャンだった。しかし、その時には少しだけ足りなかった。1968年、8m90cmを跳んだ陸上の伝説、ボブ・ビーモンの功績は、かつて「21世紀へのジャンプ」と呼ばれていた。日本大会で羽生がしたことは、男子シングルの22世紀へのジャンプだ。

男子シングルの最大の問題は、今日トップ選手たちが見せるプログラムが信じられないくらい難しいことにある。そのため、トップ選手も必ずしもミスなく滑ることができない。長野で羽生は、5度の4回転ジャンプを跳び、2つのプログラムをほぼ理想的に滑りきった。そして、この記録だ!

興味深い数字がある。羽生はフリーだけで、コフトゥンやさらにスケーター3名が日本でSPFS両方で獲得した点数よりも多い、216.07点もの点数を取ったのだ。

結弦はもしかすると理想的なスケーターかもしれない。ジャンプも滑りもでき、表現力もある。コンディションが良く気分が乗っている羽生がリンクに現れたときの印象は、生まれながらに非常に美しく魅力的な人物に対して周囲の人間が持つ反応に比する。こういった人間が部屋に入ってきたり、仲間に加わってきたりすると、もうみな彼のことしか見ない。凡人はただ諦めて、ユーモアのセンスを磨くしかないのだ。

羽生の記録は、23年間到達不能となったビーモンの記録のように、この先長期間耐えられるものだろうか。多くの人は今、そのとおりだと確信している。しかし、皆が正しいとは限らない。遅かれ早かれ、不朽の記録でさえ揺らぎ始めるものだ。理論的にさえ羽生の記録に挑戦状を投げたり、この奇跡的な日本人にさらなる高みへと奮い立たせるようなロシア人が一人もいないのが残念だ。

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

[ロシア記事]記録はずっと - 羽生の神々しさ、驚異のボーヤン、着陸したコフトゥン | Home | GPS6日本女子FSタラソワコメント:宮原、浅田、ヒックス、ポゴリラヤ、木原、レオノワ、アルテミエワ

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