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エヴゲニー・ルカヴィツィン:羽生結弦はガガーリンだけれども、ガガーリンだって地球に戻ってきた(前)ともに成功を追求できる素晴らしい選手たちがいる

シモネンコ記者と仲良し?のエヴゲニー・ルカヴィツィン・コーチ(メンショフ、レオノワ、アルテミエワなどのコーチ)が羽生結弦の記録についてインタビューをしていますので、前後編で紹介します。

エヴゲニー・ルカヴィツィン:羽生結弦はガガーリンだけれども、ガガーリンだって地球に戻ってきた(後)ヤグディンやプルシェンコには誰も近づくことさえできなかった時代があった

エヴゲニー・ルカヴィツィン:いま、羽生結弦はガガーリンだけれども、ガガーリンだって地球に戻ってきた


http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/869019
アンドレイ・シモネンコ / Sovsport.ru / 2015/12/20


【1つのニュアンスでさえ、計算から落としてはいけない】


(エヴゲニー・ウラジーミロヴィチ(・ルカヴィツィン)、羽生結弦の滑りを見て、コーチとして何を思われますか?)

頭に自然と湧き上がる最初の質問は、いったいどうやったら彼に勝てるのだろうか、というものだ。指導をどのように組み立てるべきだろうか?羽生のレベルは、目の前にあるがどうやって越えていけるのかわからない壁だ。正直に言うと、協力している同僚の生理学者に訊いてみた。アジア系のスケーターに、何か特殊なものがあるといえるのかと。たとえば、マラソンではヨーロッパ人やアメリカ人にとって、ケニア人やエチオピア人と競うのが難しいように、現在の男子シングルでは、アジア系のスケーターが優勢な傾向がある。グランプリファイナルでも、6人中5人がアジア人だった。


(最近、ロシアの走り幅跳び選手ダリヤ・クリシナのコーチをしているローラン・シグレイヴがSovsport.ruのインタビューでこんなことを話していました。陸上競技で特定の人種について疑う余地もない優位があると思い始めるのは、意図的に自分に限界を作ることだと。)

まさにそのためにこんな質問をしてみたんだ。実際に優位性があるのかどうか、信頼できる情報を得るために。このことについては今、専門家の多くが議論している。羽生のように滑るには、何が必要なのか?耐久性。コーディネーションが難しいものを長時間にわたって実行し、疲労をコントロールする能力。それに加えて、爆発力。爆発力と耐久性というのは、併せ持つのがとても難しいものだ。だからこんな質問が出てきたのだ。もしアジア人に柔らかに滑り高く跳ぶ能力が有るとすれば、私たちにできることはなんだろうか?もしかすると、こんなことは私たち自身がすべて考えだしたものなのだろうか?はっきりとした科学的な答えを出すべきだと思う。そう、どこかでアジア人に優位があるのかもしれないが、それは優先度の高いものではない。優先度が高いものは、何か他の要素だ。


(練習する能力ですとか?)

そのとおり。しかしまた繰り返すが、1つのニュアンスでさえ計算から落としてはいけない。今後の練習については…もちろん、私が考えこむ重要なことは、コーチとしての活動の最適化だ。どのように選手をあんなレベルにまで指導して、大会へと送り出せるか。


(かつて高名なコーチが、冗談か本気かわかりませんがこんなことを言っていました。キム・ユナの練習を見て、仕事をしたくなくなったと。いずれにせよ意味のないことでは。)


図々しく聞こえるかもしれないが、そんな考えは自分には許せない。それなら、なぜこの仕事をするのだろうか?自分の力の無さをさらけだして、違う分野に去ればいい。仕事を続けるなら、ただ道を探す義務がある。それが見つかるかどうかはわからなくとも、それが少なくとも自分に対して正直だ。そう、今日の時点では、羽生と競う方法はほぼないのはわかってる。しかし、将来どんな風に方向が変わるのかも、予測することはできないのだ。

こんなことも考える。フィギュアスケートはよく芸術やバレエと比較される。しかし、バレエを見るときは、エレメンツについて議論しないだろう?実際はあるというのに。同様に、現在のトップ選手たちには、4回転だとか、5回転だとか、どんなジャンプでも、個別のエレメンツというものでは存在しない。彼らにあるのはプログラムで、その中にエレメンツが編み込まれている。4回転ジャンプからの流れは自然なもので、無理やりのものではない。すべてが一連の動きの中にある。イーグルからイーグル。ジャンプはスポーツ的であると同時に、柔らかい。

まとめると、こう言いたい。感情では、戦うのは無理だと事実上思える。しかし実際は、まず初めにすべてを棚へと整理する必要がある。それから、具体的な課題の解決に取り組む。そして、言うまでもなく、追跡にかかる者を創りあげるための材料が必要だ。材料に文句をいうことはできない。私のグループには、ともに練習して成功を追求できる素晴らしい選手たちがいるから。

続く

テーマ: フィギュアスケート | ジャンル: スポーツ

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